実は....○○さん家の子は○歳からひらがなが読めるんだって!!
それに...○○さん家の子は○歳なのにもうひらがなが書けるんだって!!
こんな疑問や、子供のひらがな学習に焦りを感じるお母さんは少なくないんじゃないでしょうか....?
だけど、きっちり ” いつまで "っていう線引きをしてしまうと、子供はもちろん親にとってもプレッシャーですよね^^;
私自身3人の子育てで経験しているので、子育て中に周りから耳に入ってくる声に焦りを感じる気持ちはよくわかります。
実際私もお友達の子供とわが子を比べて悩んだこともありますから。
子供によって時期は異なる・・・とは言っても、やっぱり教える時期や読める・書けるの目安になる時期は気になりますよね。
なので、ここでシェアすることが少しでも悩んでいる方の参考になればうれしいです。
また、記事の中で、実際にうちの子どもたちのひらがな練習に行ったおすすめの方法や失敗談なども紹介します。
ひらがなはいつから読める?書ける?
うちの子供たちは少し大きくなりましたが、
昔の私を思い返すと、『ひらがなが書ける = 賢い子』なんてことは決してないのに、どうしてもよその子と比べている自分がどこかにいたんですよね💧
ですが、子どもの成長にはかなり個人差があるのが事実です。
なので、ひらがながいつから読める?書ける?というのも個人差があります。
そこで、目安として『ひらがながいつから読める?書ける?』という目安を、文部科学省のサイトで紹介している資料を参考にしたいと思います。
(年少児:3〜4歳 / 年中児:4〜5歳 / 年長児:5〜6歳)
ひらがなはいつから読めるようになる?
では、ひらがなはいつから読める?書ける?ということをみていきましょう。
まずは、ひらがながいつから読めるようになるかについてです。
先に紹介した資料から、子どもの年齢別でひらがなを読める子どもの割合を見てみると、以下のようになっています。
年少児(3〜4歳) | 年中児(4〜5歳) | 年長児(5〜6歳) | ||||
サンプル数 | 男子(695) | 女子(669) | 男子(594) | 女子(627) | 男子(543) | 女子(580) |
自分の名前を読める | 79.1% | 87.7% | 95.5% | 98.1% | 97.9% | 99.1% |
かな文字を読める | 58.4% | 70% | 81.9% | 89.7% | 92.1% | 99.1% |
年少時期(3〜4歳)では、ひらがなで自分の名前を読めるようになる割合は男子79.1%・女子87.7%です。ですが同じ時期に自分の名前だけではなく、他のひらがなも読めるのは男子が58.4%・女子が70%と少し下がります。
そして年長時期(5〜6歳)になるとひらがなを読める割合が男子92.1%・女子99.1%と上がっているのがわかります。
ひらがなはいつから書けるようになる?
次にひらがなはいつから変えけるようになるのかをみてみます。
文部省の調査結果では、『自分の名前をひらがなで書ける』ようになる子どもの割合は以下のようになっています。
年少児(3〜4歳) | 年中児(4〜5歳) | 年長児(5〜6歳) | ||||
サンプル数 | 男子(695) | 女子(669) | 男子(594) | 女子(627) | 男子(543) | 女子(580) |
自分の名前をひらがなで書ける | 31.8% | 59.6% | 77.4% | 94.1% | 96.5% | 98.8% |
ひらがなは、いつから「書ける」・・・ということに関しては、
ですが、
これはあくまでも”ひらがなで自分の名前が書けるようになる”・・・ということで、ひらがなが全てが書けるようになっているわけではないようです。
また、資料からわかるように、男子と女子ではひらがなが「読める」「書ける」時期には少し違いがあります。
この記事の冒頭でも書きましたが、子どもがひらがなが『読める・書ける』年齢というのをきっちり線引きして考えてしまうと、おかあさんやおとうさん、そして子どもにとってもストレスになってしまいます。
子どもの成長にはそれぞれ個人差があるので、覚えるのが早い子もいれば時間のかかる子もいます。
他の子供と比較してプレッシャーを与えるのではなく、その子のペース学習することが大事ですよね。
※ 紹介した資料は文部科学省のサイトを参考にしていますが、研究結果についての出典はベネッセ次世代育成研究所の「幼児期から小学校1年生の家庭教育調査報告書」からです。
↑駒も盤も、表はひらがなで裏は数字になっているので、ひらがなと数字の両方が覚えられます。
ひらがなはいつから読める?書ける?|教える時期について
そうですよね・・・だから結局いつから教えればいいの?・・・ということすよね^^;
ひらがなはいつから教えればいい?
上記の調査結果を参考にすると、ひらがながほぼ読めるようになることと、自分の名前がひらがなで書けるようになる目安は、5歳〜6歳だということがわかります。
要は、子どもが興味を持った時が教えるタイミングです。ですが、子どもに興味をもたせてあげる環境づくりをすることが大事です。
例えば、こういった↓ひらがなポスターをお風呂に貼ってママやパパと楽しくお風呂で覚えるのもいいですよ♪
わが家のお風呂場やトイレにはこういったポスター系をペタペタ貼っていました^^;
また、うちの子供は↓こういったものにも大変お世話になりました。
実際、わたし自身も子どものひらがな習得については試行錯誤した経験があります。
特に最初の子どもに対しては全てが初めてのことだったので、とにかくわからないことだらけで片っ端から良さそうなことを色々と試していました💦
- 子どもによって個人差があるので他の子と比較しない
- ひらがなを教える年齢が早いほど良いわけではない
- 強制で教えてはダメ、まずは興味を持たせることが先
- 女の子と男の子では始める年齢が違う
資料からは年長期に多くの子どもが自分の名前をひらがなで書けるようになっていますが、これはすでに言いましたが、あくまでも”ひらがなで自分の名前が書ける”ということで、ひらがな全部が書けるわけではありません。
なのであまり焦りすぎてプレッシャーでストレスを溜めないようにしましょうね。
子供のモチベーションが下がってしまってはもともこもないですからね^^;
息子と娘では興味を持つ時期も異なっていましたし、読める・書けるの時期も違いましたからね。
さらに、同じ男の子でも上の息子と下の息子では興味を示す時期が少し異なりました。。。
大事なことは子どもに興味を持たせることです。
私たち大人でもそうですが、子どもなら尚更のこと楽しいことには自然と興味が湧いてきて進んでやりたがるので、強制するのではなく子どもと一緒に楽しみながら学ばせることが大事ですね。
ひらがなを教える時のポイント
ひらがなを教える時は「読む」「書く」を同時に教えるよりも、まずは読むことを先に初めるのが良いですよ。
私もついつい手が離せない時に、ひらがなの学習道具だけを子どもに渡して放置していることがありました💦
ですが、断然ママかパパが隣に座って一緒にやっている時の方が楽しそうで覚えも早かったです!
また、ひたすらひらがなを書き続けさても子供は飽きますよ^^;
遊び感覚で楽しくやる方が結果的には覚えてくれるんですよね〜♬
とにかく焦りからの強制は禁物です!!
焦って強制的にさせてしまうと、どんなに覚えさせようと思っても覚えるどころか、逆効果で学習することが嫌いになってしまいますから💦
実は私は息子に教えるときに焦って強制させてしまったことから、しばらくやりたがらなくなった経験ありなんです(>_<)
そして、それを達成したらステッカーや、スタンプを押すように子供が喜ぶ工夫をするといいですね。
ひらがなはいつから読める?書ける?|年齢によって気をつけること
参考までに・・・
子どもの年齢によって興味を持つ教え方があります。
2歳以下
この年齢はとにかく音を楽しみ反応します。情感たっぷりに読み聞かせをしてあげると興味津々に食いついてきます。
2〜3歳
言葉と絵をセットで絵本を見せながら読み聞かせをたくさんしてあげます。
「覚えなさい」ではなく覚えることを”楽しめる””興味がもてる”環境を作ってあげることが必要になります。
4歳
この頃になると、お絵かきをしながらだんだんと書くことにも興味を示すようになる年齢なので子どもが書くことに興味が出るように工夫をします。
自分の名前や家族の名前、お友達の名前から始めるのも興味を示す一つのポイントですよね。
ひらがなは「あいうえお」の順番通りじゃなくても大丈夫です。書きたい文字から好きなだけ書かせてあげると良いと思いますよ。
50音順の最初の文字「あ」は比較的難易度の高い文字です。
『あ』はうちの子供は3人ともも苦労していました^^;
なので、無理に「あ」を書かないと次に進めない.... というような教え方をしてしまうと、「もう書きたくない!!」となってしま雨かもしれません。 ⬅︎実はこれ、私はやってしまいましたΣ(-᷅_-᷄๑)
それに、順番に覚えさせるのはただの暗記になってしまうこともあるのでね。。。。
ちなみに、子供が繰り返し書く練習ができるものを持ち歩くのもいいですよ。
これは↓ひらがな・とけい・ABC・お絵かきもできます。(対象年齢:3歳以上)
5歳
コミュニケーションの手段として「書く」機会をどんどん増やすようにします。
- お買い物に出かける前に私が口で言ったことをお買い物リストに書いてもらう
- パパが仕事から帰ってきたら見れるように、パパへのメッセージをかく
- ママにお手紙をちょうだい!と頼む
- 離れて暮らすじーじ&ばーばに定期的に手紙を書く
これまでのことから、" 女の子の方が男の子よりもひらがなを覚えるのが早い " というのがわかりますよね!?
なのに当時の私は息子にも「お姉ちゃんにはできたのにな・・・」と、同じことを求めてしまった時期があります。
冷静に思い返すと、私が無理やり覚えさせようとしていたのだと反省しています。
なので、息子はきっと全然楽しくなかったんでしょうね(・_・;
そのせいで息子はひらがなを覚えるのに結構時間がかかってしまいましたから。。。
子どもも興味がなければ覚えようとしません。
何事も「やりなさい」「覚えなさい」と、親のパワーを使って強制するのではなく、いかに子どもに興味を持たせるか!!... いかに楽しませるか!!... が親の頭の使いどころですね。
ひらがないつから読める?書ける?|おすすめの『ひらがな』練習方法
それでは、参考までに・・・
実際に私が子どものひらがな練習に利用したものや、なかなか効果的だったのもを紹介します。 どれも結構おすすめなので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね。
- ひらがなシート
- 音が出るひらがな練習ボード
- ひらがなブロックや積み木
- かるた
- ひらがな練習プリント
- お手紙セット
ひらがなシート
食事をするところ・お風呂・トイレなど子どもの目につくところ何箇所かに貼っておきました。そして、これなんて読む?とかママの名前を指で指して♪とか○○ちゃんの名前は?などと聞くようにしていました。
音が出るひらがな練習ボード
子どもがお気に入りで持ち歩いていましたよ。うちはチャレンジの付録やじーじ&ばーばにプレゼントしてもらったアンパンマンやプリキュアのボードを楽しそうに使っていました。
積み木
お下がりで木製のひらがなの書いてある積み木をいただいたので、それを使って言葉遊びを一緒にして遊びました。これも結構使い込みました♪
かるた
かるたも結構よかったです!最初は私が読み上げていたのですが、子どもが読み上げる役をやりたくなったようで、一生懸命頑張っていました。ゆっくりでも、間違いながらも子どもはとても楽しんでいました。
ひらがな練習プリント
インターネットから無料でプリントアウトできるサイトがたくさんあるので、良さそうなものをプリントアウトして、鉛筆で書かせていました。プリント以外でもノートを使って、私が言うひらがなを書かせていました。正解だとハナマルをつけてあげたりすると喜ぶんですよ。子どものそう言うところって可愛いですよね。
お手紙セット
好きなお手紙セットを買ってあげて離れて暮らすばーばやじーじにお手紙を書かせるようにしていました。
たまにママにも書いてね。。。と言うと書いてくれたり。
子どもは『自分の』って言うのが好きなので、お手紙セットも「自分専用」を買ってあげると大事に嬉しそうに書くことを楽しんでいました。
ひらがなはいつから読める?書ける?【まとめ】
「ひらがなの読み書き」・・・大人にとっては簡単に感じるかもしれませんが、なかなか簡単にはいきません。特に書くことに関しては、書き順も正しく教えておかなければいけませんし、子供だけではなく親の頑張りも必要ですよね。
まずは子どもの好奇心を満たしてあげて、興味を起こさせることが大事です。
興味を持ってすることと、イヤイヤするのとでは全く違う結果になります。
お子さんが興味を示す教材が見つかるといいですね。
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