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3人子育ての学び

子供に物を与えすぎるとどうなる?デメリットと対処法まとめ

2021年6月5日

悩んでいる人
悩んでいる人
子供に物を与えすぎるのってよくないの?

子供の喜ぶ顔がみたくて、ついついおもちゃを買ってしまうことってありませんか?

ですが、オハイオ州のトレド大学で行われた研究結果によると、実は子供に物を与えすぎることにはデメリットもあるので気をつけた方が良いようです。

お片付けをする子供

 

 

 

 

 

ここではオハイオ州のトレド大学で行われた研究結果をもとにシェアさせていただきます。

子供に物を与えすぎるとどうなる?

オハイオ州のトレド大学の研究は、おもちゃの少ない環境が幼児の遊びの質を高めるという仮説をテストしたものです。

実験の結果では、『おもちゃがたくさんあると、幼児の遊びの質が低下する』ということが指摘されました。

子供に物を与えすぎるとどうなる?トレド大学の研究について

トレド大学の研究

参加者の子供(18ヶ月〜30ヶ月)36人は、2つのグループに分けられ、片方のグループには4個のおもちゃを与え、もう片方のグループには16個のおもちゃを与えるという条件と監督の元で、個別で自由に遊ばせる。

わかったこと

研究からわかったことは、子供に与えたおもちゃの数が少ないほど、子供は集中力を高めより創造的で想像力に飛んだ遊びをする。
また、おもちゃが少ないほど、子供はより健康的な遊びをし、最終的にはより深い認知発達につながる。

この研究では、持続的な遊びや様々な遊び方によって測定されましたが、おもちゃの数をたくさん与えた子供に比べると、おもちゃの数が少ない子供の方が質の高い遊びをすることがわかりました。

子供に物を与えすぎるデメリット

また、16個のおもちゃを与えられた子どもは、色々なおもちゃに気が散ってしまい集中しなくなることを確認しています。

そして、少ないおもちゃで遊んだ子供は、おもちゃを多く与えられたこどもより長い時間一つの遊びに集中することがわかりました。

ポイント

おもちゃがたくさんあると、子どもの遊びの質が低下します。

つまり、おもちゃの数が少ないほど、子どもは集中力を高め、より創造的に遊ぶことができるということです。

実験の結果から、おもちゃを与えれば与えるほど、自分の頭で考えない子供になってしまうことがわかったんですって。

一つのおもちゃに深く関わることによって想像力豊かな遊びやごっこ遊び、自己表現、細かい運動などの身体的スキル、問題解決などなど、発達の多くの側面にプラスの影響を及ぼします。

子供におもちゃは何個くらい与えればいい?

今回紹介している実験では、4個のおもちゃと16個のおもちゃで比べています。

その結果、

与えるおもちゃとしては4〜5個が良いのではないかということです。

子どもの環境内のおもちゃが少ないと、子供はひとつのおもちゃでより長い時間遊ぶことができます。

そのため、子どもはより創造的に探索し遊ぶことに集中できるとされています。

ポイント

子どもにとって、おもちゃの数が少ない方が一つのおもちゃで遊ぶ時間が長くなり、様々な方法でおもちゃで遊び、それが子供の発達をサポートすることになります。

またこの研究では、親は子供に物をたくさん与えるより、子供の活動に投資するべきであるという考えを裏付けています。

つまり、子供には経験をたくさんさせてあげることが大事なので、子供の活動を増やして物を減らすことがおすすめです。

実際に少ないおもちゃで遊んだ子供の方が、集中力が2倍に上がったという結果が出ています。

おもちゃは買っても買ってもキリがないし、買ったものはできるだけ遊ばせたい・・・という経験ってありませんか?

私にはそういう経験たくさんあります💦

買ったおもちゃに対して勿体無い病が発動してしまい....ついつい部屋の中におもちゃが増える一方...というのはダメなようです。

私のような人には、おもちゃのレンタルサービスを利用するのが良いかもしれません。

レンタルサービスを利用すれば、家の中におもちゃが増えることもないですし、子供がおもちゃに飽きることもないですからね。 そこで、参考までにいくつかのおもちゃのレンタルサービスをシェアしておきますので、興味があればチェックしてみてください。

おもちゃのレンタルサービス

大型遊具のレンタルサービス

 

子供に物を与えすぎないための対処法

悩んでいる人
悩んでいる人
これからは子供に物を与えすぎないようにしなくちゃねぇ。。。。。

この悩み・・・例えば、子供におもちゃを与えるときのポイントとして、おもちゃの数を一定数以下に制限するようにします。

そのためには、新しいおもちゃを与えるときは、前のおもちゃを処分するか、もしくは前のおもちゃを一旦取り上げておくなどの工夫をする必要があります。

そもそも子供はおもちゃがなくても、遊べるんです。
家の中にあるものや、その辺のものなどいろんなものを使って想像力豊かに遊びます。

きっとあなたもおもちゃじゃない物を使って楽しそうに遊んでいるお子さんを目の当たりにしたことがあるんじゃないでしょうか?

例えば、石ころは大人にとってはただの石ころですが、子供はその石ころを積み重ねたり並べたり・・・創造力を働かせて様々な遊びをします。

少ない物の中から、それを使ってどうやったら面白い遊びができるかを、普段から考えることによって子どもの創造力は育ちます。

ちなみに、子どもの創造力が育つと・・・それは将来の収入にもつながると言われています。

ですから、子どもの将来をると子供に物を与えすぎるのは、ちょっと考えた方が良いかもしれませんね^^;

子供に物を与えすぎるとどうなる?【まとめ】

子供に与えるおもちゃの数が少ないと、目の前のおもちゃに集中して遊ぶので、子どもの集中力が増す可能性があります。

逆に、おもちゃをたくさん与えることによって、子どもの創造性が低下する可能性があります。

つまり結論としては、

ポイント

物が少ない環境で育った子どもの方が、創造力豊かになり、物を与えれば与えるほど、自分の頭で考えない子供になってしまうのです。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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