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海外子育ての学び

海外中学校の校則事情|オーストラリアの学校は厳しい?あまい?

2021年5月31日

悩んでいる人
悩んでいる人
海外の中学校や高校にも、日本のような校則ってあるのかな?
海外の子供たちはピアスしている子も多いし、校則はあまり厳しくないのかも?

こんな疑問を持ったことはありませんか?

映画やドラマで見る海外の中学生や高校生は、ピアスをしていたり、自由な雰囲気だったりして、日本とは違う印象がありますよね^^

この記事では、私が暮らすオーストラリアの中学校の校則について、実際に現地の中学校に通うわが子の経験をもとにご紹介します。

 

海外中学校の校則|オーストラリアは厳しい?あまい?

ここでご紹介する校則は、私の子供が通うオーストラリアの公立中学校をもとに紹介しています。
ただし、州や学校によって異なる場合があり、公立と私立でもルールが変わることがあります。

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海外・オーストラリアの中学校の校則|制服・服装について

まず、オーストラリアの学校では、『制服・服装』に関するルールが定められています。
実際に、私の子供が通う学校のポリシーには、次のように記載されています。

The Dress Code and Uniform Policy is provided as part of the Enrolment Agreement and it is a condition of enrolment at 〇〇 School that parents agree to adhere to the Dress Code and Uniform Policy. The responsibility for dress code belongs to the parent/caregiver. 〇〇 School sets the expectation through the Dress Code and Uniform Policy and the parent/career agrees to make sure their child attends school dressed appropriately.

これは、

この学校に入学するには、下記のことを厳守する必要があると言われているものです。

  • 学校の制服に関しては、保護者がドレスコードとユニフォームポリシーを守ることに同意する必要がある。
  • ドレスコードの責任は保護者にあり、子供が適切な服装で登校するよう管理する義務がある。
”子供が学校の規則に違反しないようにするのは親の責任ですよ。それに同意しないと入学できませんよ”・・・ということですね。
つまり、子供が規則を守らなかった場合は、親の責任になるわけです。

オーストラリアの公立中学校では、多くの学校でフォーマルユニフォームとカジュアルユニフォームの両方を購入する必要があります。

うちの子供の学校では、週に2日指定された曜日にフォーマルユニフォームの着用が義務付けられています。

基本的な服装のルール

  • 制服は学校指定のもの以外NG
  • 靴は黒一色の紐付き革靴(装飾やラインが入ったものはNG)
  • 白のソックス(足首より少し長め、柄入りやカラーソックスはNG)
  • キャップまたはバケットハットの着用必須
  • ストッキングを履く場合は黒のみOK

例えば、うちの子供の学校では、靴は黒一色でなければなりません。
靴の底が白かったり、どこかにラインが入っていたりするものもNGです。

黒一色の靴を探すのは結構大変なんですよね〜💦

 

 

こういう靴は↓全てNGです。

 

制服のルール、なかなか厳しくないですか?

実は先日、うちの子供がフォーマルユニフォームを着る日を間違えて、カジュアルユニフォームで登校してしまいました💧

すると、学校に着いた瞬間、先生から指摘されてしまい・・・

その日は、学校に用意されている予備のフォーマルユニフォームを借りて、1日を過ごしました。(一応、忘れた生徒のためにいくつか用意されているようです)
なんだか徹底しているんですよね^^;

ちなみに、女子生徒のスカート丈は膝上NGというルールになっています。

が、私の知る限り多くの女子生徒は膝上の短いスカートを履いています^^;

むしろ、膝下丈のスカートを履いている子の方が珍しいかもしれません。

 

 

海外・オーストラリアの中学校の校則|髪型について

生徒の髪型に関しては、『清潔感のあるヘアスタイル』とされています。
また、髪の色は自然な色であれば問題ありません。

例えば、日本では本来の髪の色から変えてると校則違反になりますよね? でもオーストラリアでは、黒髪の子供が茶色に染めても、「自然な色」とみなされ、特に問題視されることはありません。

実際に、うちの息子も入学してすぐに茶色にしましたが、先生から何も言われませんでした。

息子のお友達も髪を染めたりパーマをかけたりしていましたが、全く問題ありませんでしたよ。

男の子の髪型について少し紹介しますね^ ^

少し前まで『mullet (マレット)』という髪型が流行っていたんです。 『マレット』って聞いたことありますか?

参考までに↓これがマレットと呼ばれる髪型です(・_・;

好みは人それぞれですが、これが流行った理由は謎です(笑)
とはいえ、うちの子供もこの髪型をしていました^^;

髪の毛の長さに関しては、日本の学校では『襟よりも長い場合は結ばなければならない』とか『ヘアゴムはスクールカラーのみ』といったルールががありますよね。

オーストラリアの学校でも似たような規則はありますが、実際に守っている生徒はあまり多くない印象です💦

参考までに、

『ターバン・ヒジャーブ・キマール』などの宗教的なものは許可されています。
オーストラリアは多文化・多民族の国なので、その点はしっかり配慮されていますね。

 

 

海外・オーストラリアの中学校の校則|化粧やアクセサリーについて

お化粧やアクセサリーについては、日本の校則と比べると、ゆるい感じですね。

『時計と指輪1つ』はつけることが認められています。

ネックレスについては、文化や宗教的なものであれば、洋服の下に隠れるようにすれば着用可能です。

そして、ピアスは2組まではOK。ただし、規則では金または銀の小さいもに限られています。

ネイルに関しても、アクリルやジェルネイルはNGですが、普通のカラーマネキュアであればOKです。

また、タトゥーは見えないようにしておく必要があります。
つまり、洋服などで隠れていれば問題ないということですね💦

 

 

海外の中学校の校則|その他

ここでは、校則というわけではありませんが、参考までにその他の情報をサクッとシェアさせていただきます。

職員室について

日本の学校には職員室がありますが、オーストラリアの学校には全員の先生が集まり、それぞれに自分の机があり、待機している『職員室』というものは基本的にありません。

登下校について

登下校の手段としては『親が送り迎え』『電車・バス』『自転車』『スクーター(キックボード)』と言ったところですが、オーストラリアでは16歳になると自動車の免許を取ることができるので、高校生になると車で通学する生徒もいます。

部活動について

オーストラリアの学校には基本的に部活動というものはありません。
スポーツなどは学校後にクラブチームなどに所属して行うのが主流です。

 

 

海外・オーストラリアの中学校の校則について【まとめ】

この記事では、海外(オーストラリア)の中学校の校則についてシェアさせていただきました。

海外の学校は校則がゆるいんじゃないか!? というイメージがあったかもしれません。ですが意外と細かいことまで校則で決められています。 まぁ、中学生は好奇心旺盛の年頃でもあり・・・思春期でもあり・・・なかなか校則を完璧に子供たちに守らせるのは難しいかもしれませんけどね。。。

オーストラリアのたいていの学校は中高同じ場所にあります。

なので、制服姿で車を運転して登校してくる高校生を目にすると、日本人の私としてはちょっと不思議な感じがします。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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