
海外の子供たちはピアスしている子も多いし、校則はあまり厳しくないのかも?
こんな疑問を持ったことはありませんか?
映画やドラマで見る海外の中学生や高校生は、ピアスをしていたり、自由な雰囲気だったりして、日本とは違う印象がありますよね^^

海外中学校の校則|オーストラリアは厳しい?あまい?
ここでご紹介する校則は、私の子供が通うオーストラリアの公立中学校をもとに紹介しています。
ただし、州や学校によって異なる場合があり、公立と私立でもルールが変わることがあります。
こちらもCHECK
-
-
海外でアルバイトは何歳から?オーストラリア子供のバイト事情まとめ
続きを見る
海外・オーストラリアの中学校の校則|制服・服装について
まず、オーストラリアの学校では、『制服・服装』に関するルールが定められています。
実際に、私の子供が通う学校のポリシーには、次のように記載されています。
The Dress Code and Uniform Policy is provided as part of the Enrolment Agreement and it is a condition of enrolment at 〇〇 School that parents agree to adhere to the Dress Code and Uniform Policy. The responsibility for dress code belongs to the parent/caregiver. 〇〇 School sets the expectation through the Dress Code and Uniform Policy and the parent/career agrees to make sure their child attends school dressed appropriately.
これは、
この学校に入学するには、下記のことを厳守する必要があると言われているものです。
- 学校の制服に関しては、保護者がドレスコードとユニフォームポリシーを守ることに同意する必要がある。
- ドレスコードの責任は保護者にあり、子供が適切な服装で登校するよう管理する義務がある。

つまり、子供が規則を守らなかった場合は、親の責任になるわけです。
オーストラリアの公立中学校では、多くの学校でフォーマルユニフォームとカジュアルユニフォームの両方を購入する必要があります。
うちの子供の学校では、週に2日指定された曜日にフォーマルユニフォームの着用が義務付けられています。
基本的な服装のルール
- 制服は学校指定のもの以外NG
- 靴は黒一色の紐付き革靴(装飾やラインが入ったものはNG)
- 白のソックス(足首より少し長め、柄入りやカラーソックスはNG)
- キャップまたはバケットハットの着用必須
- ストッキングを履く場合は黒のみOK
例えば、うちの子供の学校では、靴は黒一色でなければなりません。
靴の底が白かったり、どこかにラインが入っていたりするものもNGです。
黒一色の靴を探すのは結構大変なんですよね〜💦
こういう靴は↓全てNGです。
制服のルール、なかなか厳しくないですか?
実は先日、うちの子供がフォーマルユニフォームを着る日を間違えて、カジュアルユニフォームで登校してしまいました💧
すると、学校に着いた瞬間、先生から指摘されてしまい・・・
その日は、学校に用意されている予備のフォーマルユニフォームを借りて、1日を過ごしました。(一応、忘れた生徒のためにいくつか用意されているようです)
なんだか徹底しているんですよね^^;
ちなみに、女子生徒のスカート丈は膝上NGというルールになっています。
が、私の知る限り多くの女子生徒は膝上の短いスカートを履いています^^;
むしろ、膝下丈のスカートを履いている子の方が珍しいかもしれません。
海外・オーストラリアの中学校の校則|髪型について
生徒の髪型に関しては、『清潔感のあるヘアスタイル』とされています。
また、髪の色は自然な色であれば問題ありません。

実際に、うちの息子も入学してすぐに茶色にしましたが、先生から何も言われませんでした。
息子のお友達も髪を染めたりパーマをかけたりしていましたが、全く問題ありませんでしたよ。
男の子の髪型について少し紹介しますね^ ^

参考までに↓これがマレットと呼ばれる髪型です(・_・;
好みは人それぞれですが、これが流行った理由は謎です(笑)
とはいえ、うちの子供もこの髪型をしていました^^;

オーストラリアの学校でも似たような規則はありますが、実際に守っている生徒はあまり多くない印象です💦
参考までに、
『ターバン・ヒジャーブ・キマール』などの宗教的なものは許可されています。
オーストラリアは多文化・多民族の国なので、その点はしっかり配慮されていますね。
海外・オーストラリアの中学校の校則|化粧やアクセサリーについて
お化粧やアクセサリーについては、日本の校則と比べると、ゆるい感じですね。

ネックレスについては、文化や宗教的なものであれば、洋服の下に隠れるようにすれば着用可能です。
そして、ピアスは2組まではOK。ただし、規則では金または銀の小さいもに限られています。
ネイルに関しても、アクリルやジェルネイルはNGですが、普通のカラーマネキュアであればOKです。
また、タトゥーは見えないようにしておく必要があります。
つまり、洋服などで隠れていれば問題ないということですね💦
海外の中学校の校則|その他
ここでは、校則というわけではありませんが、参考までにその他の情報をサクッとシェアさせていただきます。
職員室について
日本の学校には職員室がありますが、オーストラリアの学校には全員の先生が集まり、それぞれに自分の机があり、待機している『職員室』というものは基本的にありません。
登下校について
登下校の手段としては『親が送り迎え』『電車・バス』『自転車』『スクーター(キックボード)』と言ったところですが、オーストラリアでは16歳になると自動車の免許を取ることができるので、高校生になると車で通学する生徒もいます。
部活動について
オーストラリアの学校には基本的に部活動というものはありません。
スポーツなどは学校後にクラブチームなどに所属して行うのが主流です。
海外・オーストラリアの中学校の校則について【まとめ】
この記事では、海外(オーストラリア)の中学校の校則についてシェアさせていただきました。

オーストラリアのたいていの学校は中高同じ場所にあります。
なので、制服姿で車を運転して登校してくる高校生を目にすると、日本人の私としてはちょっと不思議な感じがします。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
合わせてこちらもどうぞ