
この記事では海外の子供のアルバイト事情について紹介します。
ここではわたしが現在住んでいるオーストラリアの情報をもとにシェアさせていただきます。
記事ではこんなことがわかります
- オーストラリアでアルバイトができる年齢について
- オーストラリアの子供がアルバイトでもらえる時給について
- 日本でアルバイトができる年齢や労働時間との比較
Contents
海外・オーストラリア|アルバイトは何歳からできる?
ここではオーストラリアと日本のアルバイトが何歳からできるのかについて紹介します。
まずは、日本のアルバイト事情と比べるためにも、日本ではアルバイトは何歳からできるのかをサクッとみておきましょう。
日本ではアルバイトは何歳からできる?
日本でアルバイトができるのは何歳からか知っていますか?
【労働基準法 第56条 (最低年齢)】
使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。
このように、日本では労働基準法によって決められたアルバイトができる年齢は、15歳の誕生日が過ぎてから最初の3月31日後(4月1日)からになります。
ですが15歳未満でも例外はあります。
その場合労働基準監督署長の許可、または厚生労働大臣の許可を得る必要があります。
15歳以上18歳未満の労働時間について
- 1週間の労働時間が40時間を超えない範囲内で、1週間のうち1日の労働時間を4時間以内に短縮する場合においては、他の日の労働時間を10時間まで延長すること。
- 1週間について48時間、一日について8時間を超えない範囲内で、1ヶ月単位または1年単位の変形労働時間制により労働させることが認められている。

オーストラリアではアルバイトは何歳からできる?
オーストラリアでは一般的に働くことができるのは、15歳以上とされています。
ですが、特別な許可を取れば13歳でも雇用されることもあります。
家業やエンターテイメント業界の場合の最低年齢の決まりはありません。
また、フルタイムで働くことができるのは17歳になった時、もしくは12年生を修了後のどちらか早い方です。
もしあなたが10年生を修了し、フルタイムで働きたい場合は申請することもできます。

15歳未満に禁止されている働き方
- 授業時間中の作業
- 学校に行かなければならない日に4時間以上の労働
- 1日に複数シフトでの労働
- 5日以上の連続勤務
- 翌日に学校がある場合の午後9時以降の労働
- 各シフトの間は少なくとも12時間あける
- 午後10時から午前6時の間の労働
- 週7日で学校の時間と勤務時間を合わせて50時間を超える労働

また15歳未満の場合、年齢によって1日あたりの労働時間には以下のような制限が設けられています。
15歳未満の労働時間
- 0歳〜3歳の子供:1日3時間
- 4歳〜11歳の子供:1日4時間
- 12歳〜14歳の子供:1日6時間
上記の年齢を見て、「ん???0歳から???」って思いませんでしたか^^;
これは例えばエンターテインメント業界などで子供が雇用される場合ですね。
15歳未満の人が1週間に働くことができる最大の時間は10時間です。
15歳〜17歳では労働間数に制限はありませんが、労働時間が教育に支障をきたさないようにしなければいけません。
海外・オーストラリア|子供のアルバイト、時給はいくら?

まず、オーストラリアの雇用タイプには以下の3種類があります。
- カジュアル
- パートタイム
- フルタイム
この3種類のタイプによって時給計算は異なってきます。
パートタイムの従業員は1週間の勤務時間数があらかじめ設定された上で働きますが、カジュアルの従業員の労働時間はその都度異なります。
また、パートタイムの時間数はフルタイムの38時間よりも短いです。
時給は働く職種によっても異なり、さらにはその職種での経験や資格によっても金額は異なります。
なので、ここでは参考例としてレストランで働いた場合の最低賃金で紹介します。
16歳未満の時給
- カジュアル:平日$12.40 / 土日$14.88 / 祝日24.88
- パートタイム:平日$9.92 / 土曜$12.40 / 日曜$14.88 / 祝日$22.32
日本と比べると時給がいいと思いませんか?
しかも、土日祝に働くとさらに高い時給がもらえるんです^ ^
参考までに20歳以上の最低賃金も以下に載せておきますね。
(17歳・18歳・19歳と徐々に金額は上がりますが、各年齢での詳しい金額は省略させていただきます。)
20歳以上の時給
- カジュアル:平日$24.80 / 土日$29.76 / 祝日49.60
- パートタイム:平日$19.84 / 土曜$24.80 / 日曜$29.76 / 祝日$44.64
どうですか、20歳以上になると祝日の時給がハンパないですよねΣ(゚д゚lll)
なので、小さなお店の雇い主さんは人件費を払うだけでも大変ですよね^^;
しかもですよ、雇われる身として嬉しいことに、オーストラリアでは深夜手当や早朝手当もしっかりつきます。
- 深夜手当(10pm~夜中) → 基本時給+$2.31 がもらえます。
- 早朝手当(夜中〜6am) → 基本時給+$3.46 がもらえます。

海外ではアルバイトは何歳から?オーストラリア子供のバイト事情【まとめ】
どうでしたか?
日本も海外のオーストラリアもアルバイトは15歳からということですね。
ですが、オーストラリアの時給には結構びっくりしませんでしたか?
日本と比べるとかなりいいじゃないでしょうか!?
私個人としては、子供にとってアルバイトはいろんな意味でとても勉強になると思っています。
なので、わが子にはいろんな職種で経験をしてほしいと思っています^ ^

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