そこで今回は日本と海外の妊婦さんの違いについて、わたし自身の妊娠出産体験談から記事をシェアさせていただきます。
この記事を書いている私は、オーストラリア生活20年ほどで、3人の子供の母です。
私自身オーストラリアでの出産を経験しているので、その体験から海外の妊婦さんについて以下のようなことについて紹介させていただきます。
- 日本と海外の妊婦さんの違いってあるのかな?
- 海外の妊娠中の様子や妊婦さんの服装が気になる。
- 海外の旦那さんは協力的なのかな?
海外の妊婦さんについて、ぜひサクッとチェックしてみてください。
日本と海外の妊婦の違い|オーストラリア在住ママが簡単にまとめました
日本と海外の妊婦さんではこんな違いがあります。
(オーストラリアの妊婦さんを例に紹介させていただいています。)
海外の妊婦さん(オーストラリア)
- 妊婦さんに体重制限なし
- 内診がない
- 超音波の検診が少ない
- 出産時の入院日数が短い
- 麻酔や無痛分娩を希望する妊婦さんが多い
- 妊娠周期の数え方が違う
【海外の妊婦さんの違い】体重制限・内診がない!!
まずは妊婦さんの体重と内診に関してです。
体重をチェックされない
日本では体重に関して、お医者さんから結構厳しく注意されませんか?
ところが、オーストラリアでは体重チェックをしないのです。
私自身、日本の母子手帳をドクターに見せたところ、体重を記入する欄に「体重はチェックしないから」...と、サラッと言われて大きくバッテン ❌ をつけられました^_^;
- 《1度目》=私立病院
- 《2度目》=私立病院(1度目とは州が違う病院)
- 《3度目》=公立病院
毎回の診察で体重チェックをされないものだから、ついつい甘えがでてしまい....14キロも体重を増やしてしまったんですけどね💦
ちなみに初めての赤ちゃんは2800gと、小さめの赤ちゃんだったのですが...14キロ増!? Σ੧(❛□❛✿)・・・
内診がない
日本では妊娠期中の検診では、内診検査を行いますよね。
ですが、オーストラリアでは妊婦期間に1度も内診検査多めじゃないですか?
内診を行うのは大事な理由があるのでしょうが、できれば受けたくないというのが私の正直な気持ちだったので、私的には内診検査がなかったことはちょっとうれしかったりしたんですけどね。。。
【海外の妊婦さんの違い】超音波検診の回数が少ない
そして次に思ったのが、超音波検診の回数です。
オーストラリアでは妊婦さんの超音波検診は、妊娠期間中2〜3回です。これは日本と比べるとかなり少ないのではないでしょうか?
ですが、病院に行く予約のタイミングや回数は、妊婦さんの健康状態や赤ちゃんの健康状態などに応じて違うので、多い場合も少ない場合もあります。
【海外の妊婦さんの違い】入院期間が短い
また、日本と海外の妊婦さんの違いで、特に感じたのが病院での滞在日数です。
オーストラリアでは、出産が自然分娩で行われ、母子ともに何も問題がなければ2泊3日と言ったところです。
中には自分の家の方が落ち着くから...などの理由から、もっと早く退院する人もいます。
ちなみに、出産後に母子ともに何も問題がなければ出産直後から母子は同室で過ごします。
【海外の妊婦さんの違い】麻酔や無痛分娩が主流
麻酔や無痛分娩に関しても、海外の妊婦さんとは考え方が違います。
もちろん個人差はありますが、オーストラリアでは無痛分娩を希望する人がかなり多いです。
どちらかというと、出産は無痛分娩が主流です。
また、出産時に陣痛を和らげるためにハッピーガス (笑気ガス) もよく使われます。
横に座っている旦那さも一緒になってハッピーガスを吸った・・・という話も何度か聞いたことがあります^_^;
【海外の妊婦さんの違い】妊娠周期の数え方が違う
妊娠予定日は、日本では最後に生理が始まった日から数えますが、オーストラリアでは、最後に生理が終わった日から数えます。
日本では妊娠は10ヶ月とされますが、オーストラリアでは9ヶ月なんです。
妊娠期間の初期・中期・後期の区分の仕方も少し違います。
日本では妊娠4ヶ月頃まで(16週未満)を初期と呼び、7ヶ月まで(16週〜28週)を中期と呼び、8ヶ月以降(28週以降)を後期と呼びます。
オーストラリアでは0~12週を初期、13~27週を中期、28週〜出産までを後期と分けます。
日本と海外の妊婦さん|服装の違い
さらに日本と海外の妊婦さんの服装にも違いを感じました。
日本では妊婦さん用の服(マタニティー服)は、お店でも、ネットでもとってもかわいい洋服が簡単に購入できますよね。
実際、私の海外移住が始まったのは初めての妊娠中だったのですが、妊婦服は海外で買えばいい・・・と安易に考えていたので苦労しました。
ですから、妊婦中は日本のサイトでネットショッピングをして、日本の実家に届くようにして実家からオーストラリアまで送ってもらいました。
ちなみにスウィートマミーやミルクティーやSOIMなんかもかわいいですよ^ ^
それじゃ海外の妊婦さんは何を着るの?・・・と思いますよ?
実は海外の妊婦さんは日本と違い、自分のサイズより大きめの服を着るか、へそ出しルックですよ!!
今、「えっ!?」と思いませんでしたか?
私も初めて妊婦さんのへそ出しルックを見た時は、「えっ!?」と目を疑いました^^;
ですが、普通に大きなお腹をドーンと出して外を歩いています。
妊婦さんが大事なお腹を露出するなんて心配だし、日本人はシャイですから妊婦さんがおへそを出した洋服を着るなんて....
まず日本では見かけませよね^^; 少なくとも私は日本では見たことがありませんでした。
まぁ...文化の違いですよね。
妊婦さんのへそ出しルックを見ても、周りの人たちは全然驚きませんからね。
日本と海外の妊婦さん|夫の考え方の違い
海外(オーストラリア)では多くの旦那さんが、妊娠・出産・子育てを母親任せではなく、父親も自分事として考えます。
オーストラリアでは父親が出産に立ち会うことはもちろん、生まれたその瞬間から・・・いやお腹の中にいる時から・・・父親の子育ても母親と同じように始まります。
私の周りのオーストラリア人が、日本でいう里帰り出産をするのをこれまでにみたことがありません。
(まぁ、100%里帰り出産がないわけではないかもしれませんけれど・・・)
オーストラリアの夫婦は、何事も平等に・・・という考え方なので、子育ても一緒にしますし仕事も夫婦で共働きが多いです。
また、出産には旦那さんは付き添って赤ちゃんのへその緒を切ります。
日本と海外の妊婦の違い|オーストラリア在住ママが紹介【まとめ】
日本と海外の妊婦さんの違い、どうでしたか?
ちなみに、オーストラリアではマタニティー服を日本のように妊婦さん用の洋服として購入するのは難しいですが、オーストラリアには大きいサイズの洋服がたくさんあるので、妊婦服の代用として着ることができますよ。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。