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海外子育ての学び

日本と海外の妊婦の違い|オーストラリア在住ママが実体験から紹介!

2021年2月16日

先日、日本にいる妊娠中のお友達と話をしていたら、海外の妊婦さんについて色々と質問をされました。
そこで今回は日本と海外の妊婦さんの違いについて、わたし自身の妊娠出産体験談から記事をシェアさせていただきます。

この記事を書いている私は、オーストラリア生活20年ほどで、3人の子供の母です。

子供

 

 

 

 

 

私自身オーストラリアでの出産を経験しているので、その体験から海外の妊婦さんについて以下のようなことについて紹介させていただきます。

  • 日本と海外の妊婦さんの違いってあるのかな?
  • 海外の妊娠中の様子や妊婦さんの服装が気になる。
  • 海外の旦那さんは協力的なのかな?

海外の妊婦さんについて、ぜひサクッとチェックしてみてください。

日本と海外の妊婦の違い|オーストラリア在住ママが簡単にまとめました

日本と海外の妊婦さんではこんな違いがあります。
(オーストラリアの妊婦さんを例に紹介させていただいています。)

海外の妊婦さん(オーストラリア)

  1. 妊婦さんに体重制限なし
  2. 内診がない
  3. 超音波の検診が少ない
  4. 出産時の入院日数が短い
  5. 麻酔や無痛分娩を希望する妊婦さんが多い
  6. 妊娠周期の数え方が違う

【海外の妊婦さんの違い】体重制限・内診がない!!

まずは妊婦さんの体重と内診に関してです。

実は日本では当たり前のように妊婦さんに対して行われるチェック項目にある、体重チェックや頻繁な内診をオーストラリアではしないのです。

体重をチェックされない

日本では体重に関して、お医者さんから結構厳しく注意されませんか?
ところが、オーストラリアでは体重チェックをしないのです。

私自身、日本の母子手帳をドクターに見せたところ、体重を記入する欄に「体重はチェックしないから」...と、サラッと言われて大きくバッテン ❌  をつけられました^_^;

私はオーストラリアで3度の出産を経験しましたが(以下のように3度とも違う病院で出産)3度とも体重チェックはされませんでした。
  1. 《1度目》=私立病院
  2. 《2度目》=私立病院(1度目とは州が違う病院)
  3. 《3度目》=公立病院

毎回の診察で体重チェックをされないものだから、ついつい甘えがでてしまい....14キロも体重を増やしてしまったんですけどね💦
ちなみに初めての赤ちゃんは2800gと、小さめの赤ちゃんだったのですが...14キロ増!?  Σ੧(❛□❛✿)・・・

内診がない

日本では妊娠期中の検診では、内診検査を行いますよね。
ですが、オーストラリアでは妊婦期間に1度も内診検査多めじゃないですか?

私のオーストラリアでの出産体験では、内診検査も体重チェックと同様、ありませんでした。

内診を行うのは大事な理由があるのでしょうが、できれば受けたくないというのが私の正直な気持ちだったので、私的には内診検査がなかったことはちょっとうれしかったりしたんですけどね。。。

【海外の妊婦さんの違い】超音波検診の回数が少ない

そして次に思ったのが、超音波検診の回数です。
オーストラリアでは妊婦さんの超音波検診は、妊娠期間中2〜3回です。これは日本と比べるとかなり少ないのではないでしょうか?

参考までにですが。 オーストラリアでは、大抵の妊婦さんは妊娠28週目までは4週〜6周おきに病院に行きます。 その後36週までは、2〜3週間に1度のタイミングで病院に行きます。 さらにその後は、1〜2週間に1度のタイミングで病院に行きます。

ですが、病院に行く予約のタイミングや回数は、妊婦さんの健康状態や赤ちゃんの健康状態などに応じて違うので、多い場合も少ない場合もあります。

【海外の妊婦さんの違い】入院期間が短い

また、日本と海外の妊婦さんの違いで、特に感じたのが病院での滞在日数です。

海外では出産してから退院するまでの滞在日数が日本と比べると短いです。

オーストラリアでは、出産が自然分娩で行われ、母子ともに何も問題がなければ2泊3日と言ったところです。
中には自分の家の方が落ち着くから...などの理由から、もっと早く退院する人もいます。

ですが、退院した後に助産婦さんによる自宅訪問を受けることができるので、退院後のケアは充実していますよ。

ちなみに、出産後に母子ともに何も問題がなければ出産直後から母子は同室で過ごします。

【海外の妊婦さんの違い】麻酔や無痛分娩が主流

麻酔や無痛分娩に関しても、海外の妊婦さんとは考え方が違います。
もちろん個人差はありますが、オーストラリアでは無痛分娩を希望する人がかなり多いです。
どちらかというと、出産は無痛分娩が主流です。

痛い思いをして赤ちゃんを産まないと・・・なんていう考え方はありません。 そんなの痛くない方がいいでしょ!?というのが当たり前のようです💦

また、出産時に陣痛を和らげるためにハッピーガス (笑気ガス) もよく使われます。
横に座っている旦那さも一緒になってハッピーガスを吸った・・・という話も何度か聞いたことがあります^_^;

【海外の妊婦さんの違い】妊娠周期の数え方が違う

 

妊娠予定日は、日本では最後に生理が始まった日から数えますが、オーストラリアでは、最後に生理が終わった日から数えます。

日本では妊娠は10ヶ月とされますが、オーストラリアでは9ヶ月なんです。

これは、オーストラリアの赤ちゃんはお腹の中にいる期間が短いというわけではなく、日本とオーストラリアでは計算の仕方が違うだけです。

妊娠期間の初期・中期・後期の区分の仕方も少し違います。
日本では妊娠4ヶ月頃まで(16週未満)を初期と呼び、7ヶ月まで(16週〜28週)を中期と呼び、8ヶ月以降(28週以降)を後期と呼びます。

オーストラリアでは0~12週を初期、13~27週を中期、28週〜出産までを後期と分けます。

日本と海外の妊婦さん|服装の違い

さらに日本と海外の妊婦さんの服装にも違いを感じました。

日本では妊婦さん用の服(マタニティー服)は、お店でも、ネットでもとってもかわいい洋服が簡単に購入できますよね。

ですが、オーストラリアでは妊婦さん用に作られた『妊婦服』というものはなかなか簡単には見つけられませんでした。

実際、私の海外移住が始まったのは初めての妊娠中だったのですが、妊婦服は海外で買えばいい・・・と安易に考えていたので苦労しました。

ですから、妊婦中は日本のサイトでネットショッピングをして、日本の実家に届くようにして実家からオーストラリアまで送ってもらいました。
ちなみにスウィートマミーミルクティーSOIMなんかもかわいいですよ^ ^

それじゃ海外の妊婦さんは何を着るの?・・・と思いますよ?
実は海外の妊婦さんは日本と違い、自分のサイズより大きめの服を着るか、へそ出しルックですよ!!

今、「えっ!?」と思いませんでしたか?

妊婦さんがおへそを出した洋服を着るって???

私も初めて妊婦さんのへそ出しルックを見た時は、「えっ!?」と目を疑いました^^;

ですが、普通に大きなお腹をドーンと出して外を歩いています。

また、夏であればビーチに行くと妊婦さんがビキニを着て海に入っている姿をよく目にします。

妊婦さんが大事なお腹を露出するなんて心配だし、日本人はシャイですから妊婦さんがおへそを出した洋服を着るなんて....
まず日本では見かけませよね^^; 少なくとも私は日本では見たことがありませんでした。

まぁ...文化の違いですよね。
妊婦さんのへそ出しルックを見ても、周りの人たちは全然驚きませんからね。

日本と海外の妊婦さん|夫の考え方の違い

海外(オーストラリア)では多くの旦那さんが、妊娠・出産・子育てを母親任せではなく、父親も自分事として考えます。

父親も母親も平等に親としての役目を担うスタンスの子育てです。

オーストラリアでは父親が出産に立ち会うことはもちろん、生まれたその瞬間から・・・いやお腹の中にいる時から・・・父親の子育ても母親と同じように始まります。

私の周りのオーストラリア人が、日本でいう里帰り出産をするのをこれまでにみたことがありません。
(まぁ、100%里帰り出産がないわけではないかもしれませんけれど・・・

父親は、母乳こそあげれませんが、そのほかは母親と同じように子育てを行います。

オーストラリアの夫婦は、何事も平等に・・・という考え方なので、子育ても一緒にしますし仕事も夫婦で共働きが多いです。

また、出産には旦那さんは付き添って赤ちゃんのへその緒を切ります。

実際私は3度の帝王切開で子供を出産しましたが、3人の赤ちゃんのへその緒は旦那が切りました。

日本と海外の妊婦の違い|オーストラリア在住ママが紹介【まとめ】

日本と海外の妊婦さんの違い、どうでしたか?

国が違えば文化も違うので、考え方が違って当然です。 ですが、オーストラリアでは無痛分娩で産んでも、帝王切開で産んでも、他人の心ない言葉を浴びせられることはないですね。

ちなみに、オーストラリアではマタニティー服を日本のように妊婦さん用の洋服として購入するのは難しいですが、オーストラリアには大きいサイズの洋服がたくさんあるので、妊婦服の代用として着ることができますよ。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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