※当サイトには広告が含まれています。

海外子育ての学び

子供の留守番は何歳から?海外(オーストラリア)のお留守番事情!

2021年5月10日

悩んでいる人
悩んでいる人
子供は何歳から一人でお留守番させてもいいのだろう?
子供のお留守番に年齢制限や決まりがあるのかな?

こんな疑問を持ったことはありませんか?

私は、オーストラリアで3人の子供の母として生活しています。

子供が小さかった頃は、ちょっとした急ぎの外出でも子供たちを連れていかなければならず、毎日が慌ただしかったのをよく覚えています。

そのため、「子供を一人で留守番させるのは何歳から大丈夫なのだろう?」という悩みには、とても共感します。

この記事では、オーストラリアでの子供のお留守番事情を例にご紹介します。

子供の留守番は何歳から?海外(オーストラリア)は日本より厳しい!?

あなたは子供にお留守番をさせたことがありますか?
また、初めて子供にお留守番をさせたのは何歳でしたか?

そもそも、子供にお留守番をさせる際に「何歳から大丈夫」と言う具体的な基準はあるのでしょうか?

こんなことを調べてみました。

子供の留守番|日本では何歳から?

日本では、子供にお留守番をさせる際に「何歳から」という明確な法的基準はないようです。

そのため、子供にお留守番をお願いしたからといって処罰を受けることはないみたいですね。

もちろん、どのようにお留守番をさせるかによって安全性が左右されるため、慎重に判断する必要がありますよね。

ベネッセ教育情報サイトによる『初めて子供だけで留守番をした年齢』に関する調査結果では、以下のような結果が出ています。


出典:ベネッセ教育情報サイト(回答者数1406名)

調査結果によると、初めてお留守番を経験したのは小学1年生(6歳〜7歳)と言う回答が最も多かったそうです。

ただし、これはあくまでも一つの目安です。

必ずしもすべての子供が同じ年齢でお留守番できるわけではありません。

子供の成長や性格には個人差があるため、同じ小学1年生でも、一人でお留守番ができる子もいれば、まだ難しい子もいます。

つまり、子供にお留守番をさせても良いかどうかは、親の判断に委ねられるということですよね。

法的に罰せられることはないといえ、親としては慎重に判断し、安全対策をしっかり整える必要があります。

多くの親御さんにとっては、「できればお留守番をさせたくない」 というのが本音かもしれません。

子供とお出かけ

ですが、現実的にはどうしても子供をお留守番させなければならない状況があることも事実ですよね。わたし自身一人の親として、その状態はよく理解できます。

実際にベネッセ情報教育サイトの調査結果でも9割近くの子供が留守番の経験があるという結果が出ています。

子供の留守番|海外では何歳から?

日本の調査では、9割の子供が一度はお留守番を経験しているという結果が出ていますが、海外では事情が異なります。

例えば、オーストラリアでは、一定年齢未満の子供を一人でお留守番させることが禁止されている州もあります。

子供のお留守番に関する考えやルールは国によって異なります。

オーストラリアでは、子供を一人で家に残すための明確な法定年齢はありません。

しかし、オーストラリアでもクイーンズランド州は、他州と比べて厳しい規定を設けているのです。

オーストラリアのクイーンズランド州では12歳未満の子供を一人で家に残すことは禁止されています。

つまり、12歳未満の子供を大人の監視なしに留守番させると、罰則が課せられる可能性があります。

親が子供を一人でお留守番させた場合、警察や児童保護サービスが介入し、子供を保護することもあるため、十分な注意が必要です。

警察と子供

法律上では子供を一人でお留守番させるかどうかは親の判断に委ねられていますが、子供の安全面を考えたうえで、慎重に行動することが求められます。

実際、近所の人が子供が一人で家にいるのに気づき、通報した結果、警察が家に来て子供を保護したというケースも何度か聞いたことがあります。

注意ポイント

子供の成長や性格は一人ひとり異なります。 自分の子供と同じ年齢の他の子供が留守番をしているからといって、自分の子供も同じように留守番ができるとは限りません。

子供を留守番させる年齢に関しては、子供の精神面や能力を最もよく理解している親が判断することが重要です。その責任も親が負うことになります。

しかし、もしやむを得ず子供を留守番させなければならない場合は、留守中に起こり得る可能性を十分考え、細心の注意をはらって留守番をさせるよう心がけましょう。

子供の留守番|事前にチェックしておくべき注意点は?

もしやむを得ず子供を留守番させなければならない場合、事前にどのようなことに注意をしておくべきかを考えてみましょう。

留守番させる時間の長さによって準備の内容も異なりますが、まず大事なのは、あなたの不在中に子供ができることとできないことを明確にしておくことですよね。

参考までに以下のことを子供がわかっているかチェックしておくと良いかもしれませんね。

子供に確認しておくこと

  • あなたがどこに行くのか、いつ戻るのか
  • あなたに連絡をする方法
  • 電話の使い方
  • 緊急時にかけるべき電話番号
  • 自分の電話番号と自宅の住所
  • 信頼できる友人や隣人などの連絡先
  • 応急処置キットの場所と使い方
  • 火災時の対処法
  • ドアをノックされた時の対処法
  • 電話が鳴った場合の対応方法
もし、普段から一緒にお料理をしている子供なら、留守番中に火を使わないと約束しておくことが大切です。

とはいえ、子供はお腹が空くと何かを作ろうとするかもしれません。

特に、普段親と一緒にお料理をした経験がある子供ほどその誘惑に駆られがちです。

そのため、子供が留守番中に食べられるものをあらかじめ用意しておくことをおすすめします。

『親がそばにいるときに火を使った経験があるから大丈夫だろう』 と過信するのは禁物です。

また、安心感を持たせるために、お留守番カメラを置いておくのも一つの方法かもしれませんね。

子供の留守番は何歳から?海外は日本より厳しい【まとめ】

日本と比べると、オーストラリアでは子供のお留守番に関するルールが厳しいです。

オーストラリアの中でも特にクイーンズランド州では、12歳以下の子供を一人でお留守番させることに慎重になる必要があります。

場合によっては警察や児童保護サービスが介入する可能性もあります。

確かに準備や配慮が必要で大変かもしれませんが、何か問題が起きてからでは遅いですからね。

子供をいちばん理解している親だからこそ、子供を留守番させるかどうかの判断を慎重にし、安全第一に考えておきたいですよね。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

こちらもCHECK

子供のアルバイト
海外でアルバイトは何歳から?オーストラリア子供のバイト事情まとめ

続きを見る

-海外子育ての学び