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海外子育ての学び

海外子育てのメリット・デメリット|海外在住で実感したこと!

2021年4月20日

悩んでいる人
悩んでいる人
海外子育てのメリットってなに?
海外子育ては、メリットだけじゃなくデメリットもあるのかな?

海外子育てに関して、こんなことを考えたことはありませんか?

私はオーストラリア在住で、3人の子供の母です。

ここでは、実際の私の海外子育て経験をもとに、海外で子育てをする上でのメリット・デメリットについてシェアさせていただきます。

海外子育てのメリット|海外在住で実感したこと

子供たち

海外子育てにはたくさんのメリットがあります。 その中でも主なメリットとして考えられるのがこちらです。
  • 日本語以外の語学が習得できる
  • 多様な文化や人種を理解することができる
  • 個性をを尊重し合える環境で育つ
  • 子どもがのびのび成長できる
  • 日本の良さや課題を客観的に見詰める機会が増える

では、これらのメリットについて順に詳しくを解説しますね。

海外子育てのメリット|語学の習得ができる

英語圏で子育てをすれば 、自然と英語が身につきます。

そのため、お子さんに「語学習得」の機会を与えたいと考え、海外での子育てを検討される方も多いのではないでしょうか。

実際に、小さなお子さんを連れて親子留学をするためにオーストラリアに来られる方も、これまでにたくさん見てきました。

親子でテレビ視聴

 

 

 

 

 

確かに、子どもが自然な環境で言語を習得することは、海外子育ての大きなメリットのひとつだと言えます。

大人になってから語学を習得するのと、幼少期に身につけるのでは、そのプロセスも結果も違いますからね。

海外子育てのメリット|多様な文化や人種に理解が深まる

海外で生活するということは、日常的に自分とは違う言葉を話し、異なる外見を持つ人々と共に過ごすということです。

これは当たり前のことかもしれませんが、海外での生活はこうした違いを日常的に体験する機会を与えてくれます。

子供たちは、小さい頃からそのような環境で育てうことで、文化や人種に対する寛容さを自然と身につけていきます。

特にオーストラリアは移民の国であり、多文化・多人種が共存する社会です。
さまざまな背景を持つ人々と交流する機会に恵まれていることも、この国ならではの特徴だと思っています。

海外子育てのメリット|個性を認めてもらえる

日本では「みんなが〇〇するから」と、周囲に合わせて行動をすることが多いかもしれません。

その一方で、海外では個人の自由や個性が尊重されることが一般的です。

日本では、周りの目を気にすることが多いと感じることもあるかもしれませんが、海外ではそのようなプレッシャーは少なく、周囲に合わせる必要性もあまりありません。

そのため、子どもたちも自分らしさを存分に発揮することができる環境が整っています。

海外子育てのメリット|子供がのびのびできる

自然豊かなオーストラリアでは、子供たちはビーチや緑そして野生の動物に囲まれて、のびのびと過ごすことができます。

オーストラリア

 

 

 

 

 

学校に関して言えば、日本では長いお休みにはたくさんの宿題が出ることが多いですが、オーストラリアのスクールホリデーには宿題は出ません。

そのため、お休みの間は家族で旅行に出かけたり、思いっきりリフレッシュする時間を持つことができます。

海外子育てのメリット|日本を客観的に見れる

海外生活をすることで、日本の良いところや改善すべき点に気づくことができるようになります。

今まで見えていなかった部分を、客観的に見られるようになります。

また、日本と他の国々を知ることで、子どもたちの視野も自然と広がっていきます。

 

 

海外子育てのデメリット|海外在住で実感したこと

子供たち

海外子育ては、一見すると魅力的に見えることもありますが、メリットだけではありません。

そこで、海外で子育てをする際に考えられるデメリットについて、以下にまとめてみました。

  • 日本語の習得が難しいことがある
  • 日本の文化や伝統を教えるのが難しいことがある
  • 日本に住む両親が緊急時にすぐに行けないことがある

デメリットに感じることは、住む国や個々の状況によって異なるかもしれません。

例えばオーストラリアに滞在する場合、国籍を取得しない限りビザが必要であり、そのために数年ごとにまとまった費用がかかることがあります。

また、ビザの種類によっては、その条件にあわせなければならない場合もあります。

上記に紹介したデメリットについて、順に解説していきますね。

海外子育てのデメリット|日本語の習得が大変

子供が海外の現地校に通うと、どうしても英語を使う機会が多くなります。

小さい頃は、基本的にお母さんといっしょにいる時間が多く、日本語を使うことが多いですが、学校に通うようになると英語が主になり、日本語を使う機会が少なくなりがちです。

海外の子供たち

 

 

 

 

 

子供の日本語を維持するためには、親子共に根気と努力が必須です。
そのため、日本語を維持するのが難しくなり、諦めてしまう方もいらっしゃいます。

 

 

海外子育てのデメリット|日本の文化や伝統を教えるのが難しい

日本に住んでいると、季節ごとの行事や日本の文化については自然と目に入ってきたり、学校で教わったりしますよね。

ですが、海外で子育てをする場合、親が意識的に教えない限り、子どもが日本の文化について知らないまま育ってしまうこともあります。

日本の文化

 

 

 

 

 

日本では当たり前の文化も、海外では馴染みがないことが多いため、家庭で親がしっかりと教えることも必要となります。

 

 

海外子育てのデメリット|日本の両親にすぐに会いに行けない

日本に住んでいても、両親と離れて暮らしていればすぐに会いに行くのは難しいかもしれません。

海外と日本では時差があるほか、長時間の飛行機移動やチケットの手配なども考慮しなければなりません。

両親が高齢になるにつれて心配が増しますが、すぐに助けに帰れる距離ではないこともあります。

フットワークを軽やかにするのが難しいというのが現実です。

海外子育てのメリット|子育てしやすい国はどこ?

世界

悩んでいる人
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ところで、海外で子育てしやすい国ってどこなんだろう?

こんなことが気になったので、少し調べてみました。

U.S.Newsが紹介していた『子育てしやすい国』の調査結果をシェアさせていただきます。

2021年の『子育てしやすい国』トップ10は以下の通りです。

  1. デンマーク(Denmark)
  2. スウェーデン(Sweden)
  3. ノルウェー(Norway)
  4. オランダ(Netherlands)
  5. カナダ(Canada)
  6. フィンランド(Finland)
  7. スイス(Switzerland)
  8. ニュージーランド(New Zealand)
  9. オーストラリア(Australia)
  10. オーストリア(Austria)
参考までにに日本は19位でしたよ。

また、NUMBEOによって発表されていた『最も住みやすい国』ランキング(2021)のトップ10は以下の通りです。

住みやすい国トップ10

  1. スイス(Switzerland)
  2. デンマーク(Denmark)
  3. オランダ(Netherlands)
  4. フィンランド(Finland)
  5. オーストリア(Austria)
  6. オーストラリア(Australia)
  7. アイルランド(Iceland)
  8. ドイツ(Germany)
  9. ニュージーランド(New Zealand)
  10. ノルウェー(Norway)
こちらも参考までに、日本は17位でしたよ。

これらの調査結果を見てみると、住むにも子育てにも良い国として、北欧が上位にランキングされていますね♡

海外子育てのメリット・デメリット【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

わが家はオーストラリアに在住していますが、「住めば都」という言葉があるように、最初は慣れないことも多くて不便に感じることもたくさんありましたが、今ではすっかり慣れ、毎日を穏やかに過ごしています。

とはいえ、正直なところ、日本と海外の両方を行ったりきたりして住めるのが理想だな〜、なんて考えてしまうこともあります^ ^

日本から外に出て海外に住むことによって、初めて気づいた日本の良さはたくさんあります。 日本は素晴らしい国です!

もちろん、どこの国にも良いところと不便に感じる点があると思うので、海外に出てさまざまな気づきや学び、そして貴重な経験を得ることができたことには、心から感謝しています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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