
海外子育ては、メリットだけじゃなくデメリットもあるのかな?
海外子育てに関してこんなことを考えたこと、ありませんか?

ここでは、実際の海外子育て経験をもとに、海外子育てのメリット・デメリットについてまとめました。
Contents
海外子育てのメリット|海外在住19年で実感したこと
ここではわが家が生活している、海外はオーストラリアでの子育てをもとに紹介させていただきます。

- 日本語以外の語学が習得できる
- 多様な文化や人種に関して寛容になる
- 個性を認めてもらえる
- のびのび子育てができる
- 日本を客観的に見ることができる
ではそれぞれのメリットを解説します。
海外子育てのメリット|語学の習得ができる
英語圏で子育てをすれば 英語が習得できます。
そのため子供の「語学習得」を目的とし、海外子育てを考える方も多いのではないでしょうか。
実際に親子留学という形で小さい子供を連れてオーストラリアに来る方も、これまでにたくさん見てきました。
確かに語学習得は海外子育ての一つの大きなメリットだと言えます。
大人になってから語学を習得するのと、子供の頃に習得するのでは違いますからね。
海外子育てのメリット|多様な文化や人種に理解が深まる
当たり前かもしれませんが、日本人が海外で生活するというのは、自分とは違う言葉を話し、自分とは違う外見をした人たちと日常をともにすることになります。
子供は小さい頃からその環境で生活することによって、文化や人種に関して寛容になります。
特にオーストラリアは移民の国なので多文化・多人種で交わる機会にも恵まれています。
海外子育てのメリット|個性を認めてもらえる
日本では「みんなが〇〇するから」と、"みんな" を基準に自分の行動を決める傾向があります。
ですが、海外ではたいていそれぞれ個人の自由や個性が尊重されます。
日本では良くも悪くも周りを気にしすぎるところがありませんか?
海外では周りを気にして誰かと同じにする必要はあまりありません。
ですから、それぞれが個性をどんどん発揮できます。
海外子育てのメリット|子供がのびのびできる
自然豊かなオーストラリアでは、子供はビーチや緑・野生の動物などに囲まれた日常で、のびのびと過ごせます。
学校に関して言えば、日本では長いお休みにはたくさんの宿題が出ますが、オーストラリアのスクールホリデーに宿題が出ることはありません。
ですから、お休みは家族で旅行に行ったり、のびのびと思いっきり楽しめるのです。
海外子育てのメリット|日本を客観的に見れる
日本の外に出て海外で生活することによって、今まで気がつかなかった日本の良いところも悪いところも客観的に見れるようになります。
また、日本と日本以外の国の両方を知ることで、子供たちの視野も広がります。
海外子育てのデメリット|海外在住18年で実感したこと
海外子育ては一見うらやましがられることもありますが、メリットだけではありません。
そこで、デメリットとして考えられることを以下にまとめました。
- 日本語の習得が大変
- 日本人としての文化や伝統を教えるのが難しい
- 日本に住む両親の緊急事態にすぐに行けない
デメリットだと感じることは住む国によって違ってくるかもしれません。

また、ビザの種類にもよりますが、ビザの条件に振りまわされてしまうこともあります。
上記に挙げたデメリットを順番に解説していきます。
海外子育てのデメリット|日本語の習得が大変
子供は海外で現地校に通うので、どうしても英語を使うことの方が多くなります。
子供の年齢が小さいときは、四六時中お母さんといっしょにいるため基本的に日本語を話しますが、子供が学校に通うようになるとどうしても英語が主になり日本語が疎かになってしまいます。
海外で子供の日本語を維持するには、親子両方の根気と努力が必須なのです。
そのため、どうしても日本語を諦めてしまう人たちもたくさんいます。
海外子育てのデメリット|日本の文化や伝統を教えるのが難しい
日本で生活していると、季節ごとの行事や日本の文化については自然と目に入ってきたり、学校で教わったりしますよね。
ですが海外で子育てをする場合、親が教えない限り下手をすると子供は知らないまま育ってしまいます。
日本では当たり前の日本の文化が海外では当たり前ではないので、家庭で親が教える必要があります。
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海外子育てのデメリット|日本の両親にすぐに会いに行けない
日本に住んでいても、両親と離れて暮らしていればすぐに会いに行けないかもしれません。
ですが、やはり海外と日本では時差があったり、飛行機に何時間も乗らなくてはいけなかったり、チケットの問題もあります。

なかなかフットワーク軽やかに動くのが難しいというのが現実です。
海外子育てのメリット|子育てしやすい国はどこ?

こんなことが気になったので、ちょっと調べてみたところ、U.S.Newsが『子育てしやすい国』の調査結果を発表していたのでシェアさせていただきます。

- デンマーク(Denmark)
- スウェーデン(Sweden)
- ノルウェー(Norway)
- オランダ(Netherlands)
- カナダ(Canada)
- フィンランド(Finland)
- スイス(Switzerland)
- ニュージーランド(New Zealand)
- オーストラリア(Australia)
- オーストリア(Austria)

また、NUMBEOによって発表されていた『最も住みやすい国』ランキング(2021)は、以下の通りです。
住みやすい国トップ10
- スイス(Switzerland)
- デンマーク(Denmark)
- オランダ(Netherlands)
- フィンランド(Finland)
- オーストリア(Austria)
- オーストラリア(Australia)
- アイルランド(Iceland)
- ドイツ(Germany)
- ニュージーランド(New Zealand)
- ノルウェー(Norway)

これらの調査結果を見ると、住むにも子育てにも良い国は北欧のようです♡
海外子育てのメリット・デメリット【まとめ】
どうでしたか?
わが家はオーストラリア在住19年ほどですが、「住めば都」とはよく言ったものです。
日本から海外に移住した当初は慣れないことに不便を感じたことも、今ではすっかり当たり前になり毎日を平和にすごしています。
ですが、正直な気持ちは日本と海外を行ったり来たり、両方で住めるのが理想だな・・・
なんてことを考えてしまいます^ ^

もちろんどこの国も良いところ悪いところはあるので、海外に出ていろいろな気づきや学び、そして貴重な経験ができていることにはとても感謝しています。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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