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3人子育ての学び

子供が家事をお手伝いするメリットと親が注意するポイント!!

2020年11月23日

お手伝い
お子さんに家事のお手伝いをしてもらっていますか?
子供に家事を手伝ってもらうことには、実はたくさんのメリットがあります!

この記事ではそのメリットや、子供のお手伝いで親が気をつけるポイントについて、私の経験から学んだことをまとめてみました。

メリット

うちの子供たちはオーストラリアの現地校に通っていますが、オーストラリアでは子供たちは学校のお掃除をしないのです。

学校のお掃除は全てプロの清掃員さんに委ねられています。
そのたまめ、うちの子供も学校でお掃除をしたことがありません💧

日本で生まれ育った私としては、子供が学校のお掃除をしないことには少しカルチャーショックを受けました。

実際、私は学校のお掃除を生徒自身がすることには、大切な学があると思っています。

そんなこともあり、うちではお掃除はもちろんですが、子供の家事お手伝いを習慣化することにしてきました。

親子で料理

実際、子供の家事お手伝いにはたくさんのメリットがあることを、自身の子育てを通して実感しています。

ですから、ここで紹介することが少しでも何かの参考になれば幸いです。

海外の学校では生徒が掃除をしないことについて、別記事『海外の小学校、掃除は清掃プロに依頼が当たり前?理由はこうだった!』で紹介しているので、ぜひ合わせてどうぞ。

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子供が家事をお手伝いするメリットとは?

日常生活を心地よく送るためには、毎日たくさんの雑用をこなさなければならないのが現実です。

つまり生活する上で『家事』は不可欠なものです。

とはいっても、家事は自分でやった方が早いし、子供に頼んで二度手間になるのも面倒だから...という理由で、実際のところは全てあなたがひとり頑張っていませんか?

『家事』は奥が深いものです。

家事をすることで、さまざまなことを学ぶことができることも確かです。

ですから、子供に積極的に家事に参加してもらうことはとてもおすすめです。

そこで、以下に子供が家事を手伝うことで得られるメリットを6つあげてみました。

子供に家事をお手伝いさせるメリット

  1. 自立する力が身につく
  2. 考える力が身につく
  3. 自己肯定感が高まる
  4. 責任感が生まれる
  5. 人の気持ちがわかるようになる
  6. 親子の絆が深まる
悩んでいる人
悩んでいる人
子供にお手伝いをさせた方が良いっていうのはわかってるんだけど、「危ない」「面倒くさい」「余計な仕事が増える」「時間がない」なんて考えると、つい自分でやってしまうのよね

こんな理由で、結局子供にお手伝いをさせていない人もいるかもしれませんね。

そこで、上記にあげた6つのメリットがどのようなものなのかを順番に解説していきますね。

子供に家事をお手伝いさせるメリット|自立する力が身につく

家事は生活していく上で不可欠なことです。

単純に言えば、3大家事(掃除・洗濯・料理)ができないだけで生活は乱れてしまいます。

  • 掃除ができない:ゴミ屋敷に住むことになり、不衛生になります。
  • 洗濯ができない:汚らしく清潔感がなくなります。
  • 料理ができない:毎日外食やコンビニで生活し、不健康になります。

これらができなくても、まぁ、生活はなんとか成り立つかもしれませんが、明らかに不衛生で不健康になってしまいますよね💦

お母さん

身についた生活習慣を大人になってから変えるのはかなり大変なことです。

そのため、子供の頃から家事を習慣化しておくことで、自然と生活力が身につき、自分の身の回りのことを自分でできるようになります。

その結果、早く自立できるようになります。

子供に家事をお手伝いさせるメリット|考える力が身につく

家事をすることで、「どうやったら早くできるか」「どうやったら上手にできるか」「どうやったらもっと良くなるか」など、家事を継続するにつれて子供自身が効率よくできる方法を考えるようになります。

子供

実際、私自身も子供の発見に『なるほど』と感心させられることがあります。

子供の発想力はなかなか新鮮であり、ある意味、それを見ている私もとても勉強になります。

子供に家事をお手伝いさせるメリット|自己肯定感が高まる

人は誰かの役に立ったり、褒められたり、感謝されることに喜びを感じるものです。

子供は、特に親に感謝されたり頼りにされることをとても喜びます。

家事を手伝うことで、子供は自分が親に必要とされ、信頼されて役に立っているんだ!と、自分の存在意義を見出します。

自分が誰かの役に立っていると実感することで、子供は自分に自信を持つことができ、自尊心が育てられます。

お手伝いをすることで、自己肯定感を高めていくことにもつながります。

子供に家事をお手伝いさせるメリット|責任感が生まれる

子供に家事をお手伝いさせる際には、たとえそれが小さな作業だったとしても、はっきりとした子供の役割を与えることが大事です。

なぜなら、子供に明確な作業を与えることで、子供は「これは自分の仕事」だと考え、親から与えられた作業をきちんと成し遂げようとします。

その結果、子供の中に責任感が芽生えます。

子供に与える作業はハードルを上げすぎず、はじめは簡単なことから任せるようにしましょう。
最初から難しいことを任せてしまうと、やり遂げることが出来ずに途中で挫折してしまうかもしれません。

お手伝いのハードルを上げすぎて、子供がギブアップしてしまうと、子供は達成感を感じられなくなり、モチベーションが下がってしまいますからね。

そして、どんなに簡単なことでも、子供が最後まできちんとできたら、「ありがとう」と言ってしっかり褒めるようにしましょう。

褒めることで子供の中に達成感と責任感が同時に生まれます。

ちなみに、子供に任せる作業はいくつかの選択肢の中から、子供が興味を持つものを自身で選べるようにするのも良いでしょう。

なぜなら、子供は自分で選んだものに対しては、より責任を持って取り組む傾向があるからです。

子供に家事をお手伝いさせるメリット|人の気持ちがわかるようになる

掃除・洗濯・料理はもちろん、そのほか数え切れないほどの『名もなき家事』を、もしあなたがしなくて良いなら楽ですよね?

自分以外の誰かが快く引き受けてくれて、毎日快適に過ごせたら楽ですよね。
その役目を担っているのはたいていはお母さんじゃないですか!?

お母さん

家事は誰かがやってくれることによって毎日当たり前のように循環しています。

やってもらっている側は、日常当たり前のように行われていることに、感謝の気持ちを忘れてしまうかもしれません。

実際に自分がしないと大変なのが分からないということとはたくさんあります。

子供に家事を任せることによって、きっと子供は嫌がったり、面倒くさがったりするかもしれません。

ですが、

『めんどくさい』と思うことをやってくれる人がいるんだという、相手の気持ちを分からせることは大事です。

冒頭でも言いましたが、オーストラリアでは子供は学校の掃除をしません。

ですが例えば、

1日が終わり、汚れたトイレば翌朝には当たり前のようにきれいになっています。
子供たちは目に映る結果しか見ません。

汚いトイレ

だから、どんなに汚く使っても自分の手を汚すことすらなく、翌日にはまたきれいなトイレが使えるのです。

しかし、その汚いトイレを掃除してくれる方の立場にはなれません。

感謝だって薄っぺらい感謝でしかありません。。。

いや、、、

感謝する気持ちすら持っていない子供もいるでしょうね。
「だってそれは清掃員の人の仕事でしょ!」と平気で言ってしまう子供もいます。

掛け算

 

 

 

 

 

いくら掃除が清掃員の方の仕事だとしても、感謝する気持ちを忘れるべきではありません。

大変さを理解していれば、少なくともきれいに使おうという気持ちは芽生えるのではないでしょうか。

ですから、私は実際に子供にも家事のさまざまなことを経験させるようにしています。

子供に家事をお手伝いさせるメリット|親子の絆が深まる

家事をお手伝いすることによって、親子のコミュニケーションが増えます。

また、お手伝いをすることによって、子供が一番認められたい相手でもある親から「ありがとう」と言われます。

子供を褒める親

そんなやりとりの継続から親子の絆をより深めていくことができます。

決してガミガミ言いながらお手伝いさせたり、ダメ出ししたり、子供の失敗に対して怒ってばかりしないようにしましょうね。

そんなことをしてしまうと親子の絆が深まるどころか、親にとっても子供にとってもお互いストレスになってしまいます。

そうなってしまうとメリットどころかデメリットになってしまいますからね^^;

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子供に家事をお手伝いしてもらうときに親が注意するポイント

子供に家事を手伝ってもらう際に、親が注意するべきポイントはこちらです。
  • 初めは親がお手本を見せる
  • 口うるさく言わずに、失敗しても怒らない
  • しっかり褒める
  • 危険な作業は任せない
  • 「ありがとう」を忘れない

それでは親が注意するべきポイントを一つずつ解説していきます。

初めは親がお手本を見せる

親は毎日継続して家事をこなしていますが、子供にとって家事は未経験分野です。

親にとって当たり前のことでも、子供にとっては1から分かりやすく説明してあげないと、理解できないことやできないことがあります。

また、子供に伝えるときは、簡単な作業でも言葉だけで伝えようとせず、まずは親がお手本を見せながら説明し、一緒にやってみてから子供に任せのが良いですよ。

口うるさく言わず、失敗しても怒らない

子供が慣れるまでは、じれったく感じることもあるかもしれません。

ですが、

子供に任せた作業は、せかさず子供のペースで最後までさせてあげましょう。

くれぐれも途中で口うるさく言ったり、ダメ出しをしたり、怒ったりしないように気長に見守りましょう。

しっかり褒める

子供がきちんとお手伝いを成し遂げたら、きちんと親の感想を伝え、しっかり褒めましょう。

たとえ子供が失敗したとしても、子供の頑張った姿を見ているのですから、その努力に対してはしっかり褒めてあげましょう。

子供を褒める母

そうすることで、次はもっと頑張ろうと言うモチベーションにつながります。

決して子供が継続する意欲を下げないように気をつけましょう。

危険な作業は任せない

家事の中には危険なものを扱う場合もあります。

親にとっては当たり前のことでも、子供にとっては危険を伴う可能性があることもあります。

安全には充分気をつけて、親のあなた自身が少しでも危険だと思うことは、子供には任せないように充分な注意を払いましょう。

先にも言いましたが、初めはお手伝いのハードルを低く設定した方が良いです。

子供に「ありがとう」を忘れない

子供がお手伝いを終えたときには、気持ちを込めて「ありがとう」と感謝の言葉をしかり子供に伝えるようにしましょう。

これはとても大事なことです。

『子は親の鏡』といいますよね。子供は常に親の行動を見ています。
親が「ありがとう」と感謝を持って言えれば、子供は同じように育ちます。

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家事には子供がお手伝いできることがこんなにある!!

『名もなき家事』という言葉をよく聞きますが、家事には気づかれないような些細な作業が、あげたらキリがないほどたくさんあります。

その中でも実際にわが家で子供とシェアしている家事を紹介します。

食事に関して

  • 食材の買い出しを手伝う
  • お米をとぐ
  • 食材を切る
  • テーブルセッティング
  • 食後のテーブルをきれいにする
  • 食器を洗う
  • 食器をしまう

掃除に関して

  • 掃除機をかける
  • トイレ掃除
  • お風呂掃除
  • 床拭き
  • ガレージの掃除
  • 車の掃除

その他

  • 洗濯物を干す
  • 洗濯物をたたむ
  • 靴を並べる
  • ゴミ出し
  • トイレットペーパーの補充

これらは、ほんの一部です。

わが家では、これらは全て3人の子供たちで分担を決め、それぞれが行っています。

子供は一人ひとりで成長のスピードやできることには違いがあります。 毎日接しているお母さんが一番子供のことをわかっていると思うので、「これならできる!」と思うことをハードル低めから始めると良いですよ。
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子供が家事をお手伝いするメリット【まとめ】

まとめ

この記事では子供が家事をお手伝いするメリットや、子供のお手伝いで親が注意するポイントについて紹介しました。

家事を手伝ってもらうことは、ただ単に仕事としてではなく、子供と親の両方が学ぶ機会であると考えて、一緒に家事をシェアする気持ちで行えると良いですね。

たとえ子供が失敗したり、上手にお手伝いできなかったとしても、イライラしたり、怒鳴ったり、「もういい!!」というセリフを言ったりして途中でやめさせてしまうのはNGです。

とは言っても、イラッとすることもあるかもしれません。

それでも、子供と一緒に家事をすることは、親自身の学びの場でもあります。

子供のできることが増えると、確実にお母さんの助けになるはずです。

子供にお手伝いをしてもらうと、確実に親子間のコミュニケーションは増えます♪

うちの子供たちも、今ではすっかり上手にお手伝いができるようになりました。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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