
ここでは、3人子育てから学んだ子供をやる気にさせる3つの大事な言葉をシェアさせていただきます。
海外で子育てをしていると、日本人の親は自分の子供に対して、他人の子供には言わないような厳しい言葉を言っている人が多いように感じます。
実際わたし自身もそうでした。
もちろん国が違えば文化や考え方も違うので、子育て事情も違うところがあって当然なんですけどね。
ですが子育てにおいて、親が子供にかける言葉はとても大事です。
親の言葉ひとつで子供の気持ちを左右してしまうこともあります。
親の言葉ひとつで子供のやる気を起こさせることもできれば、やる気をなくさせてしまうことだってあるかもしれません。

わたし自身3人の子育てを通して過去を振り返ってみると、子供への言葉には反省することが多々あります。
自分が言った言葉に対しての子供の反応を見て、親としてなやんだり... 心を痛めたり...
そして自分の言葉に反省したり・・・その繰り返しでたくさんのことを学んできました。
とは言っても... 毎日の生活の中で、的を得た言葉で子供をやる気にさせるのはなかなか難しいものです。

と、子供にかける言葉も悩んで考えてきましたが、結局のところ特別なことを言う必要なんてないんですよね。
ここでシェアさせていただくことが、あなたが子供にかける言葉のちょっとしてヒントになればうれしいです。
Contents
子供をやる気にさせる3つの言葉
わたしが3人子育てから学んだ子供をやる気にさせる3つの大事な言葉はズバリこの3つです。
- そうだね!
- すごいね!
- どうしたの?
それではひとつずつ説明していきます。
子供をやる気にさせる言葉『そうだね!』

子供の気持ちを否定するのではなく子供の気持ちを、まずは『そうだね』と肯定的な言葉で一旦認め、受け入れてあげることが大事です。
【そうだね】
子供が親に気持ちや意見を伝えたとき、いきなり否定して正しい意見を突きつけるのではなく、まずは子供に共感して受けとめるのが先です。
例えば
子供が兄弟喧嘩の最中....
弟があまりにもしつこいので、お兄ちゃんが弟に手をあげました。
もちろん手をあげることはダメです。ですが、頭ごなしにお兄ちゃんを否定して怒ってはいけません。
まずは落ち着いて、弟に手をあげた理由を聞きます。
そのときに、『そうだよね、腹が立ったんだよね...わかるよ。』と、お兄ちゃんの気持ちに寄り添った言葉をかけて共感ます。
たとえお兄ちゃんが間違っていたとしても、一旦は『そうだね』と共感し、その後で正しいことを話してあげると、子供も聞く耳を持ちます。

日頃から否定的な言葉を子供に浴びせ続けると、子供は自分に自信がなくなってしまいます。
自信がなくなると、結果として子供はチャレンジする勇気までも無くしてしまいます。
なので、まずはありのままの子供を受け入れて、認めてあげることが大事です。

そのうち、子供は何に対してもやる気をなくしてしまい、ストレスを抱える原因にもなってしまいます。
ですが、
『そうだね』と、一旦子供の気持ちを受け入れることで子供に寄り添うことができます。

そして自己肯定感が高いと、結果的に自信とやる気が溢れてきます。
こちらもCHECK
-
-
ハグが子供にもたらす5つの効果とメリット!日本人親子のハグ率は?
続きを見る
子供をやる気にさせる言葉『すごいね!』

『すごいね!』という褒め言葉は子供に限らず大人でも言われてうれしい言葉ですよね。
褒められることで、モチベーションを保つことができたり、さらにやる気を起こさせることもできます。
ですが、『すごいね!』と褒める場合、注意しなければいけないポイントがあります。
誰かと比べて『すごいね』と評価をするのではなく、子供が少し前より先に進めたことや、以前よりもできるようになったことなどに対して、プロセスをしっかり認めて褒めることが大事なのです。

例えば
子供が何かを頑張って得た『賞』があったとします。
そのことを褒めるときに、”賞をとってすごいね”と『賞』を取ったことをほめるのではなく、”あんなに頑張っていたから取れたんだよ!すごいね!”と頑張ったことをほめるのが大事です。
子供は褒めてもらうことで小さな成功体験を積み重ねることができます。
たとえ小さな成功体験だったとしても、積み重ねていくことで自然と自信を持つようになり、さらに成功していきます。
こちらもCHECK
-
-
海外子育て褒めるメリットとコツ|謙遜は美徳とは限らない!?
続きを見る
子供をやる気にさせる言葉『どうしたの?』

『どうしたの?』という言葉は子供のことを日常的によく観察していないと言うことが難しい言葉です。
「どうしたの?」という言葉は相手のことを認識し、思い合っていないと出てこない言葉です。
子供は不安や悩みを抱えると、心や体に影響が出ることもあります。
普段から子供のこんな変化をよくみておくといいですね。
チェックポイント
- 表情や態度の変化
- 身体や服装の変化
- 行動や人間関係の変化
- 言葉遣いの変化
- 生活リズムの変化
子供に限らず、人は自分を見てくれている誰かがいるだけでうれしいものです。
安心できるものです。
見てくれている誰かがいるだけで、頑張ろうと思うものです。
だから、子供のちょっとした変化にも『どうしたの?』と寄り添うことは大事なことです。

たとえ子供が何も話してくれなかったとしても、あなたが子供の変化に気がついたのなら、しつこくしないで気をつけて観察しておきましょう。
しつこいのは逆効果になってしまいます。
子供をやる気にさせる3つの言葉|親の声かけ【まとめ】
ここで紹介させていただいた『子供をやる気にさせる言葉』はこの3つです。
- そうだね
- すごいね
- どうしたの?
これらは子供に共感し、寄り添う言葉です。
これらの言葉を使うことによって、子供の自己肯定感を高めます。
自己肯定感が上がると、自分に自信が持てるようになり、それが原動力となって子供のやる気が起こるのです。
子供とのコミュニケーションの中、『子供をやる気にさせる言葉』を心がけたいですね。


-
-
人気【海外受講可能】幼児向け通信教育おすすめ6選を料金・特徴で比較!
続きを見る
-
-
人気【海外受講可能】小学生向け通信教育おすすめ7選!料金口コミ評判まとめ
続きを見る
-
-
人気【海外受講可能】中学生向け通信教育おすすめ6選まとめ!無料体験あり
続きを見る