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3人子育ての学び

親と子供の価値観は違う!愛という名で子供を支配していませんか?

2021年8月18日

子供の価値観

親の価値観と子供の価値観が違うことが原因で子供と衝突してしまうことってありませんか?

わたしは3人(娘・息子x2)の子育て中なのですが、これまで実際に子供とは価値観の違いが原因でぶつかることもありました。

なぜなら親の私自身の価値観を優先させようとしていたからです。
ですが、そこには「子供に幸せなってほしい」という親の思いがあるからなんですけどね💧
みなさんは、そんな経験ありませんか?

子供を怒る母

と言っても・・・わたし自身、子供の頃を思い返すと母親とは価値観の違いでしょっちゅう衝突していました。
正直言って、わたしと母親の価値観はかなり違っていましたから。

ここでは親と子供の価値観の違いの対処法や考え方を私ごとの経験からではありますが、シェアさせていただきます。

親と子供の価値観が違う|違ってあたりまえ

親子の価値観

子育てにおいて、子供の自我が芽生えるイヤイヤ期から、反抗期、思春期など子供の成長段階には難しい時期もあります。

すんなりといく子育てなら良いのですが、どうしても子供との衝突が避けられない場合だってあります。
親だって自分の感情を持つ人間ですから。。。

親に怒られる子供達

そもそも人の価値観というのは、たとえ家族でも、仲の良い友達同士でも、恋人同士でも、どんな人との間にも多かれ少なかれ違いはありますよね。

親子でも、価値観は違っていてあたりまえなのです。
うちには子供が3人いますが、きょうだい間でもそれぞれ価値観は違います。

三人の子供

 

 

 

 

 

ですから、きょうだい間でも親子間でも時には衝突することがあっても不思議ではありません。

世の中には子供の頃から親との価値観の違いが原因で何年も親子関係がうまくいっていない人たちもいることでしょう。

親の悩み

ですが、それは親が悪い... 子供が悪い... という善悪の問題ではなく、そもそも根本的に価値観が違うだけなのです。

親が子供の価値観をはなっから認めず、親の価値観に合わせようとしてしまうと、衝突は避けられないかもしれません。

たとえ自分の子供でも、子供は親の所有物ではありません。 子供は子供の価値観を持っているということを理解しておくことが大事です。

どうしても親は子供より長く生きている分、経験も多いので自分の方が正しいと思いがちではないですか?

親が全て正しいとは限りません。

実際、親は子供より人生長く生きている分、子供より経験や知識が多いです。
親の方が正しいこともたくさんあります。

ですが、たとえ親が正しいとしても、子供は正しい答えを望んでいるわけではない場合があります。

自分で経験してみたいのです。

子供が経験したいのであれば、たとえ親にとって結果が想像つくことだとしても、子供に経験させることが必要な場合もあります。

熱いものは触ってみなくちゃわからなのと同じで、子供も経験してみなければ納得しないこともあるんですよね。

それに、子供は親が想像する結果と違う結果を導き出すかもしれませんしね。

私も子供の頃を思い返すと、母とぶつかる原因は頭ごなしに母の価値観を押し付けてくることが原因でした。

例えば、

わたしは何不自由なく大学まで卒業させてもらいましたが、大学卒業後は海外に行きたくて留学したのです。

ですが、母の価値観では娘は大学を卒業し、しっかりとした会社に就職し、良い旦那さんと結婚、そして仕事を辞めて家庭を守るのがあたりまえ。。。。というものだったのです💧

わたしにとってはそんな人生は考えられなかったので、在学中にバイトで貯めたお金で母の反対を押し切り、留学を決めました。

簡単に紹介するとこんな感じですが、実際にはかなり母とぶつかりましたからね💧

ですが、自分で決めたことなので後悔はしていません。

ところがもし母の価値観を優先し、自分のしたいことを諦めていたらきっと今頃は後悔が残っていたでしょうね。

親と子供の価値観は違う|価値観の押し付けはNG!

親子の価値観

先にも言いましたが、親は往々にして自分の価値観が正しいと思いがちです。

そして、子供に失敗をさせまいと、親の価値観を押し付けようとします。

実際わたし自身、これまでの自分を思い返すと子供に対して親の私の価値観を押し付けようとしていたところがたくさんあったと思います。

その時はそれが良いと思っていたのですが、実際は単なる親の押し付けでしかなかったのかもしれません。

親子喧嘩

何度となく子供とぶつかっているうちに、自分が子供だった頃に親の価値観を押し付けられたことがどれだけ窮屈だったかを思い出したのです。

親の価値観を子供に押し付けるのではなく、『子供が自分で選択し・・・自分で行動し・・・結果の責任を自分で取る!! 』と言うことを教えることの方が大事ですよね。

ただ、子供への助言をすることは必要です。

たとえば、子供が何かをしたいと言い出した時、その先のことが親の経験からわかっているのであれば、それを伝えてあげるのです。

子供がそれを聞いた上で、行動に起こすかやめるかを決めるのは子供自身だということです。

ですがたいていは、親は子供に失敗させたくないので、子供がやろうとする事を止めようとします。

ですが実際は、子供にとって失敗というものはないんですよね。。。。なぜなら、たとえ思い通りの結果が出なかったとしても、それは失敗ではなく経験しただけのことなのですから。

子供にとっては、こういう事をするとこうなる・・・という次に生かせる貴重な経験ができたのですから。

経験したことは、子供の知識となって蓄積されるのですから。

やってみてダメだったら、また新しい事を経験するのみなのです。

子供は必ずしも親が言う "正しい事" を求めているわけではないんですよね。

ただ、子供は経験してみたいだけなのです。

親にしてみれば、どうせそんな事をしたってうまくいかないし、辛い思いをするだけなんだからやめさせたい・・・と思ったとしても、子供はやってみたいのです。

何が大事かというと、子供に余計なことや失敗をさせないことが良い選択なのではなく、子供が自分からやりたいと言って経験する結果は、責任も自分で受け止めなければいけない・・・ということを教えることが大事です。(もちろん危険を伴うことに関しては止める必要がありますけどね。)

つまり、子供の価値観を無視して親の価値観を押し付けるのではなく、一旦は子供の価値観も受け入れてあげることが大事ですよね。

一旦受け入れた上で一緒に話し合うと良いですよね^ ^

子供の価値観を無視して、やりたいことをさせないようにすればするほど、子供はいろんな思いを心の中に溜め込んでいってしまいます。

その結果、いつか子供の気持ちが爆発してしまうかもしれません。

思春期

子供の価値観を無視して抑圧してしまうと、それが原因でいつか親に反抗するようになってしまうかもしれません。

すでに言いましたが、「これをするとこうなるよ」・・・という助言を子供にしてあげるのは良いのですが、するかしないかは子供に任せてあげることが良いのではないでしょうか。

もちろん実際に口で言うほど簡単なことではないことは、わたしも痛感しています。

”全ては子供のため” だと、親の価値観を押し付けて子供を従わせる方が、親の心配事は減りますからね。

ですが、それは親自身のためであって子供のためではない場合もあります。

子供には子供の価値観があることを理解し、認めてあげることも必要です。

子供を愛するが故に・・・子供を心配するが故に・・・自分でも気がつかないうちに子供を支配してしまっているのではないか・・・と、一旦冷静に考えることも必要かもしれません。

愛という名で子供を支配するのは良くないですからね。

親と子供の価値観は違う|親が子供にできること

親子

人は『愛されたい』『認められたい』と願う気持ちを持っています。

特に子供は、親から『愛されたい』『認められたい』と言う気持ちが強いです。

親の価値観と違う価値観を持つ子供に対していつもダメ出しをしていると、子供は親から「愛されていない」「認めてもらえない」という気持ちを持ってしまい、自信のない子供になってしまいます。

たとえ親と子供で価値観に違いがあったとしても、「そうだね、そんな考え方ができてすごいね」・・・などのポジティブな言葉を使い、子供を認めてあげることも大切です。

子供の価値観を認めた上で、子供ときちんと話し合い、子供には「あなたのやった責任はあなたが取るんだよ」と、自分が選んだことの結果の責任は自分にあるという事を教える必要があります。

それは親が子供にしてあげれる一つの教育ではないでしょうか。

私自身、子育てを通してたくさんのことを学ばせてもらっています。
子供年齢=親年齢・・・と言いますからね^ ^

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親の価値観と子供の価値観は違う【まとめ】

まとめ

親と子供の価値観が違う場合、どうしても親は子供に自分の価値観を押し付けようとします。
なぜなら、親の方が長くこ生きているので、その分子供より経験も知識もあるからです。
そして親は子供に「幸せになってほし」という想いがあるからです。

ですが、子供には子供の価値観があるので、一旦は受け入れてあげることも大事なことです。

そして、子供は正しい答えよりも自分で経験してみたいという気持ちを持ってるということも、忘れてはいけないですよね。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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