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3人子育ての学び

思春期の子供との付き合い方|親が注意すべき4つのポイント!

2021年3月25日

思春期
悩んでいる人
悩んでいる人
思春期の子供との付き合い方は本当に難しい....
みんなは思春期の息子とどうやって良い関係を保っているんだろう?

思春期の子供との付き合い方は、男子(息子)と女子(娘)でも違ってくるかもしれません。

この記事では、私自身3人の子供を育てる親として、思春期の息子との関係で効果があったと感じる接し方を紹介させていただきます。

親の悩み

子供のイヤイヤ期とはまた違った意味で、思春期の男子もなかなか手ごわいですよね。

思春期の子供との付き合い方に悩んでいる方に、ここでシェアさせていただく内容が少しでも参考になればうれしいです。



思春期の子供との付き合い方|親が注意すべき4つのポイント

思春期は、早い子供だと小学校の高学年くらいから始まると言いますよね。

うちの息子は中学1年生くらいから思春期が始まりました。

息子の思春期がはじまった頃は、

「なんだか態度悪いな・・・」

「あれ?そっけなくない?」

「何か怒ってるのかな?」

「機嫌悪いなぁ・・・」

こんな風に考えて、息子の機嫌の悪さの原因を探ろうとしていました。

しかし、原因を知ろうとするとで息子はめんどくさそうにし、余計に機嫌が悪くなることもありました。私自身もイライラしてしまい、良いことはひとつもありませんでした。

葛藤するママ

そして、実はその頃に息子は声変わりもしていたのです。

タイミングよく風邪気味だったこともあり、声が変わったのは風邪のせいだと思い込んでいた私は「今回の風邪は長いな〜」なんて呑気に考えていました。

しかし、いつまでも声が元に戻らないので不思議に思っていましたが、今振り返ると、そのころが思春期の始まりだったようです。

それが分かると、息子のイライラする行動や機嫌の悪さも、割り切って受け入れられるようになりました。

 

私は思春期の息子との付き合い方について、「何をしてあげればいいか?」ではなく、「しない方がいいことは何か?」を考えています。

なぜなら、思春期の子供は基本的に親に対して「うるさい」「うっとうしい」「わかってる」「うざい」といった反応をしがちです。求められない限り、こちらから「何かしてあげよう」とするのは逆効果になりやすいですからね。

つまり「しないこと」を考えた方が、お互いのために良いという結論に至りました。

その結果、思春期の息子ともそれなりに良い関係で付き合えています。

親子のハグ

『思春期の子供(息子)との付き合い方』として私が気をつけていることはこちらです。

思春期の子供との付き合い方・4つの注意点

  1. 干渉しすぎない
  2. 否定しない
  3. 比較しない
  4. 必要以上に話しかけない

 

子供の価値観
参考親と子供の価値観は違う!愛という名で子供を支配していませんか?

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思春期の子供との付き合い方|その1:干渉しすぎない

思春期の子供との付き合い方、1つ目は『干渉しすぎない』です。

親が子供を心配するのは自然なことですよね。

親にとって、はたとえ子供が大きくなっても子供なのですから、心配したり気になるのは仕方のないことです。

ですが、思春期の子供は大人になろうともがいている時期です。

親の手を少しずつ離れ、自立しようとしています。そのため、親の心配や干渉は思春期の子供にとってはうっとうしく感じられることが多いようです。

なので子供に渉しすぎないことが大切です。
心配になりますが、わが子を信じるようにしましょう。

親がどんなに心配していても、思春期の子供にはうっとうしく感じるだけです。

思春期は特に少し距離をとって接するのが良いようです。

子供も一人前の大人のように、なんでも自分でやりたい年頃なので。。。

思春期はできるだけ子供への干渉を控え、子供の方から近づいてきた時に受け入れるスタンスが良いです。

とはいっても、生意気な口をきいたり、無愛想だったり、話を聞かなかったりと、腹が立つことはたくさんありますよね。

ですが、本人も自分の態度が良くないことは十分わかっているはずです。それでも、思春期は原因不明の何かにイライラする時期なのです。

私自身も子供の頃の自分を思い返せば納得できることもあります。
みなさんもご自分の思春期を思い返してみると、なんとなく理解できるのではないでしょうか。

子供の理不尽な態度に真っ向からぶつかって無益な衝突を増やすようりも、子供が頼ってきた時のために自分の心にゆとりを持っておく方が良いです。

ちなみに、携帯電話のメッセージには、息子にとって必要でない限り返信なんて来ないことも多々あります。

メッセージが返ってくるのは、よっぽど息子の機嫌が良い時か、息子自身が必要な要件の時だけです。



思春期の子供との付き合い方|その2:否定しない

思春期の子供との付き合い方2つ目は『否定しない』ことです。

子供は彼らなりに考えがあって、自分の意思で行動しようとしています。

自立心が芽生えてきているのです。

ですから子供がすること話すことや話すことが親の考えと違っていても、頭ごなしに否定するのはNGです。

まずは子供の意見を一旦聞いて、理解してあげることが大切です。

子供のすることや話すこと、全てにおいて否定から入らないことが重要です。

また、子供が話をしている途中で間が空いたとしても、考えながら話している場合もあるので、少し待ってあげることも大事です。

話の途中で焦って親が口を挟んでしまうと、子供は話すのをやめてしまうかもしれません。(←実は以前の私はこれをよくやっていました。 )

よく考えると、私だって夫に頭ごなしに否定されたり、話の途中で口を挟まれたりすると、それだけで話す気分が萎えてしまいます。子供も同じです。

たとえ話の内容に反論があったとしても、どんな内容でも最後まで聞くことが大切です。

うまくいく聞き方

  1. 話の途中で口を挟まない(ちゃんと顔を見てあげて、頷きながら、相槌を打ちながら)←怖い顔をしてはダメ。
  2. 最後まで話を聞く
  3. 聞き終わったら一旦受け入れる。
  4. 親の価値観を押し付けず、アドバイスやアイデアを提案する(例:〇〇したらどうかな?)

以前の私はこれができていませんでしたが、これらを意識するようになってから、子供が変に反発しなくなりました。

また、息子に対して子供扱いをやめ、一人の大人として会話をするスタンスで接するようにしました。

思春期の子供との付き合い方|その3:比較しない

思春期の子供との付き合い方、3つ目は『比較しない』ことです。

そもそも子供を他の誰かと比較することは、思春期に限らずやってはいけないことです。

それは子供に対してだけではなく、自分自身に対しても同じです。

自分を他の誰かと比較しても良いことは一つもありません。

比較するなら「少し前の自分と現在の自分」、そして「少し前のわが子と現在のわが子」です。

子供を友達や他の誰かと絶対に比較しないことが大切です。

思春期の子供は精神的にも成長している時期なので、自分と周りの人との違いが見えてくるようになります。

そして自分自身を客観視するようになってくるため、自分と友達を比較して自分のできないことに目を向け、それが悩みとなってしまうこともあります。

目の前のわが子だけに目を向けて、以前できなかったことができるようになったということに注目して褒めてあげることが大事です。

子供だろうが大人だろうが、人はみんな褒められるとうれしいものですからね。

思春期の子供との付き合い方|その4:必要以上に話しかけない

思春期の子供との付き合い方4つ目は『必要以上に話しかけない』ことです。

実際、うちでは息子が思春期になってから、以前に比べてかなり会話がかなり減りました。

以前は問題なく答えてくれていたことも、今ではめんどくさそうに答えたり、ぶっきらぼうだったり、反応あら明らかにうざったいと感じているのがわかります。

親だって人間ですから、そんな態度を見ると腹だって立ちます。

しかし、思春期の息子と対決して私まで腹を立てていたのでは、家の中の空気が重くなってしまいます。

それに、私自身も息子に振り回されてストレスが溜まってしまいますからね。

お母さんのストレス

実際、思春期の子供たちは自分が何にイライラしているのか、はっきりした原因なんてないんです。

また、子供は親の正論なんて聞きたくないのです。

親が何を言っても、答えるのが面倒だったり、ただウザかったりするのです。

思春期の息子には必要以上に話しかけない・・・
これに限ります。

「話したければ息子の方から話してくるだろう!」と、割り切ることが大切です。

思春期は見守る子育てをして、必要とされた際に手を差し伸べられるようにしておきましょう。

とはいえ、「親として子供が心配だし、何か困っていたらどうするの?」と考えることもありますよね。

私も初めはそうでした。

夫には、「ちょっと過保護すぎない?」と言われたこともあります。

でも大丈夫です。必要なら必ず子供から話しかけてきます。

それに距離を置くといっても、子供に無関心になったり、完全に放置するわけではありません。

とにかく、家の中ではお母さんがニコニコ元気でいれば、子供も安心するものです。



思春期の子供に伝えたい言葉

思春期でもがいている息子に伝えたい言葉が、まさにこれです。

自分が今いる枠の中で考えようとするのをやめなさい

失敗を恐れずにそこから何を学べるか考えなさい

欠点を受け入れようと頑張るより良いところを磨きなさい

周りから嫌われることを気にせず言いたいことは言いなさい

過去を振り返るのをやめて今何をすべきか集中しなさい

思うように行かなくても最後までうまくいくと信じなさい

周りがなんと言おうともやりたいこと思うことを続けなさい
決してすぐにあきらめないようにうまくいくばかりが人生ではない

夢はずっと心の中にあるから迷わずに掴み取りに行きなさい

一度きりの人生を後悔しないように
引用:(田口久人 氏)

そして、この時期のお母さんに伝えたいのは、お母さん自身のためにも「ひとやすみ」することが大事だということです。

お母さんに大事なこと!

とりで何でもかんでも抱え込まない。周りに頼ったり話を聞いてもらうことも大事。

りあえず好きなものを食べる!疲れた時はこれに限る!

すむことも大事!子供と距離を置いて一息つくことで、見えてくることもある。

なおに「疲れたから休む」と言って大丈夫!たまには自分のために時間を使おう!

とめてもらおうとしなくていい。自分自身を認めてあげればいい。

思春期の子供との付き合いは、とても大変ですよね。
ですが、思い返すと自分にも同じように思春期というものがあったのですから。。。

正直言って、私は思春期の頃、母に対してこう思っていました。

  • 心配なのはわかるけど、心配されるのが嫌でたまらない。
  • いいかげん子供じゃないんだから放っておいてほしい。
  • いちいちうるさい。
  • なんでも質問してくるのやめてほしい。
  • あれダメ、これダメって・・・早く家を出たい!
  • 言ったら心配してうるさいから、黙っておこう!
  • etc・・・・

こんな自分が昔いたことを、すっかり忘れていましたが、
あぁ....そっかぁ....思春期の子供には特に親の心配を押し付けてはいけないんだ....
と思った次第です💦

思春期の子供との付き合い方【まとめ】

思春期の子供に対して、親の価値観や考え方を一方的に押し付けるといいことなんて一つもないです。

不安なこともありますが、子供が大人になろうとしている大事な時期なので、わが子を信じて見守るのが一番です。

この時期は子供にとっても親にとっても相互成長の時間ですね。

思春期に親が子供を信用して見守ることができれば、きっと子供が思春期を乗り越えた後はお互いの信頼関係がさらに深まっていることでしょう。

もしかしたら、子供が小さい時には親が力づくでなんとかできていたかもしれません。

ですが、思春期は親の力を使おうとすると逆効果になってしまいます。

思春期の子供の態度に比例して、親も同じように辛気臭い顔をするのではなく、笑顔で家の空気を少しでも浄化できるように、心にゆとりを持つことに励んだ方が良さそうです♪



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