
みんなは思春期の息子とどうやっていい関係を保っているのかなぁ?
思春期の子供との付き合い方は、男子(息子)と女子(娘)でも違ってくると思います。
この記事では、私自身3人の子供を持つ親として思春期の息子との付き合い方で、効果が感じられたおすすめの接し方を紹介させていただきます。
子供のイヤイヤ期とはまた違った意味で、思春期の男子も手強いですよね💧
思春期の子供との付き合い方で悩んでいる方にとって、ここでシェアさせていただくことがほんの少しでも参考になればうれしいです。
Contents
思春期の子供との付き合い方|親が注意すべき4つのポイント
思春期は早い子供だと小学校の高学年くらいから始まるっていいますよね。
うちの息子は中学1年生くらいに思春期が始まりました。
そして現在息子は中学3年生ですが、親子関係もうまくいっている方だと勝手に思っています。
ところが息子の思春期がはじまった頃は、
なんだか態度悪いな・・・
あれ?そっけなくない?・・・
何か怒ってるのかな?・・・
機嫌悪いなぁ・・・
こんなことを考えて、息子の機嫌の悪さの原因を究明することに目を向けていました。
ですが、原因を知ろうとすると息子はめんどくさそうにして、余計に機嫌が悪くなるし、私自身もイライラしてしまうし・・・良いことひとつもなかったです。
そして、実はその頃に息子は声変わりもしていたのです。
ですがタイミングよく風邪気味だったこともあり、声が変わったのは風邪のせいだと思い込んでいた私は「今回の風邪は長いな〜」なんて呑気なことを言っていました。
ですが、全然声が元に戻らないのでおかしいなぁ...と思っていたのですが、どうやら今思うとそのころが思春期の始まりだったようです。
そうと分かると、逆に息子のムカつく行動や機嫌の悪さも、割り切って付き合えるようになりました。
私は思春期の息子との付き合い方で、「何をしてあげればいいか?」ではなく、「しない方がいいのは何か?」ということを考えています。
なぜなら、思春期の子供は基本的に親に対して「うるさい」「うっとうしい」「わかってる」「うざい」の連続ですから、求められない限りこちらから「何かしてあげよう」としても子供にとってはうざいだけのようですからね^^;
つまり「しないこと」を考えた方がお互いのために良いという結論に至ったというわけです。
その結果、思春期の息子ともそれなりに良い関係で付き合えています。
『思春期の子供(息子)との付き合い方』として私が気をつけていることはこちらです。
思春期の子供との付き合い方・4つの注意点
- 干渉しすぎない
- 否定しない
- 比較しない
- 必要以上に話しかけない
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-
参考親と子供の価値観は違う!愛という名で子供を支配していませんか?
続きを見る
思春期の子供との付き合い方|その1:干渉しすぎない
思春期の子供との付き合い方、1つ目は『干渉しすぎない』です。
親が子供を心配するのは自然のことですよね。
親にとってはたとえ子供が大きくなっても子供なのです。
だから心配したり気になるのは仕方のないことです。
ですが、思春期の子供は大人になろうともがいている時期なので、親の手を少しずつ離れようとしているのです。
ついつい心配する親の言動が、思春期の子供にはうっとうしくて仕方がないようですね。

心配になりますが、わが子を信じるようにしましょう。
親がどんなに心配していても、思春期の子供にはうっとうしく感じるだけですから。
なので、これまでと同じではなく、思春期は特に少し距離をとって接してみるのも良いようです。
子供も一人前の大人のように、なんでも自分でやりたい年頃なので。。。
思春期はできるだけ子供に干渉しないで、子供の方から近づいてきた時は受け入れてあげる・・・というスタンスが良いです。
とはいっても・・・
生意気な口をきいたり、無愛想だったり、話を聞かなかったりetc....腹が立つことは山ほどありますよね。
ですが”良くない態度をとっている”のは、本人が一番わかっているはずです。
だけど、思春期は原因不明の何かにイライラするんですよね💦
私自身子供の頃の自分を思い返せば納得できることもあります。
きっとみなさんも、ご自分の思春期を思い返してみると、なんとなく理解できるのではないでしょうか。

ちなみに、携帯電話のメッセージには、彼にとって必要でない限り返信なんてくれないこともあります。
メッセージが返ってくるなんて、よっぽど息子の機嫌が良い時か、もしくは息子自身が必要な要件の時だけですからね。
思春期の子供との付き合い方|その2:否定しない
思春期の子供との付き合い方2つ目は『否定しない』です。
子供は彼らなりに考えがあって自分の意思で行動しようとしています。
自立心が芽生えてきているのです。
ですから子供がすること話すことが、親の思っていることや考えてることと違っていたとしても、頭ごなしに否定するのはNGです。
子供の意見を一旦聞いて理解してあげることが先です。

また、子供が話をしている途中で間が空いたとしても、頭の中で考えながら話している場合もあるので、少し待ってあげることも大事です。
話の途中で焦って親が口を挟み、まだ続きがあったのにさえぎる結果になってしまっては、子供も面倒で話すのをやめてしまうかもしれません。(←実は以前の私はこれをよくやってしまっていたのです💦 )
よく考えると、私だって旦那に頭ごなしに否定されたり話の途中で否定的に口を挟まれたら、それだけで話す気分が萎えてしまいますからね。。。
子供だって同じですよね^ ^
たとえ話の内容に反論があったとしても...どんな内容でも...最後まで聞きます。
うまくいく聞き方
- 話の途中で口を挟まない(ちゃんと顔を見てあげて、頷きながら、相槌を打ちながら)←怖い顔をしてはダメ。
- 最後まで話を聞く
- 聞き終わったら一旦受け入れる。
- 親の価値観を押し付けて否定するのではなく、アドバイスやアイデアを提案する(例:〇〇したらどうかな?)
以前の私には、これらができなかったのです。
ですが、これらを意識するようになってからは、子供が変に反発しなくなりました。
また、息子に対して子供扱いで大人目線で話すのをやめたのです。
一人の大人として会話をするスタンスで接しています。
思春期の子供との付き合い方|その3:比較しない
思春期の子供との付き合い方、3つ目は『比較しない』です。
そもそも子供を他の誰かと比較することは、思春期に限らずやってはいけないことです。
それは子供に対してだけではなく、自分自身に対しても同じです。
自分を他の誰かと比較すると ”いいこと” なんて一つもありません。
比較するなら「少し前の自分と現在の自分」そして「少し前のわが子と現在のわが子」です。

思春期の子供は精神的にも成長している時なので、自分と周りの人との違いが見えてくるようになります。
そして自分自身を客観視するようになってくるため、自分と友達を比較して自分のできないことに目をやってしまい、それが悩みとなってしまうこともあります。
目の前のわが子だけに目を向けて、以前できなかったことができるようになった。。。ということに注目して褒めてあげることが大事です。
子供だろうが大人だろうが、人はみんな褒められるとうれしいものですからね。
思春期の子供との付き合い方|その4:必要以上に話しかけない
思春期の子供との付き合い方4つ目は『必要以上に話しかけない』です。
実際うちでは息子が思春期になって、以前に比べるとかなり会話が減りました。
というのも、以前ならなんの問題もなく答えてくれていたことも、思春期の現在はめんどくさそうに答えられたり、ぶっきらぼうだったり、反応を見る限りでは明らかにうざったそうです。
親だって人間です。そんな態度を見ていると腹だって立ちます・・・
ですが、思春期の息子と対決して私まで腹を立てていたのでは家の中の空気が重たくて仕方ありません。
何より私自身が息子に振り回されてストレスが溜まってしまいますからね。
実際、思春期の子供たちは自分が何にイライラしているのか・・・ハッキリとした原因なんてないんですから。
また、子供は親の正論なんて聞きたくないのです。
親が何を言っても、答えるのが面倒だったり、ただウザかったりするんです。

これに限ります。
「話たければ息子の方から話してくるだろう!」と、割り切ることです。
思春期は見守る子育てで、必要とされた時に手を差し伸べられるようにしておきましょう。
といっても、”親として子供が心配だし、何か困っていたらどうするの?”こんな風にも思いますよね。
私も初めはそうでした。
旦那には、ちょっと過保護すぎない?とまで言われましたからね。
でも大丈夫です。必要なら必ず子供から話しかけてきます。
それに距離をあけると言ったって、子供に無関心になったり、完全放置するわけではないのですから。
とにかく、家の中ではお母さんがニコニコ元気でいれば子供も安心するものです。
思春期の子供に伝えたい言葉
思春期でもがいている息子に伝えたい言葉が、まさにこれです。
自分が今いる枠の中で考えようとするのをやめなさい
失敗を恐れずにそこから何を学べるか考えなさい
欠点を受け入れようと頑張るより良いところを磨きなさい
周りから嫌われることを気にせず言いたいことは言いなさい
過去を振り返るのをやめて今何をすべきか集中しなさい
思うように行かなくても最後までうまくいくと信じなさい
周りがなんと言おうともやりたいこと思うことを続けなさい
決してすぐにあきらめないようにうまくいくばかりが人生ではない
夢はずっと心の中にあるから迷わずに掴み取りに行きなさい
一度きりの人生を後悔しないように
引用:(田口久人 氏)

お母さんに大事なこと!
ひとりで何でもかんでも抱え込まない。周りに頼ったり話を聞いてもらうことも大事。
とりあえず好きなものを食べる!疲れた時はこれに限る!
やすむことも大事!子供と距離を置いて一息つくことで、見えてくることもある。
すなおに「疲れたから休む」と言って大丈夫!たまには自分のために時間を使おう!
みとめてもらおうとしなくていい。自分自身を認めてあげればいい。
思春期の子供との付き合いは、とても大変ですよね。
ですが、思い返すと自分にも同じように思春期というものがあったのですから。。。
正直言って私は思春期の頃、母に対してこう思っていました。
- 心配なのはわかるけど、心配されるのが嫌でたまらない。
- いいかげん子供じゃないんだから放っておいてほしい。
- いちいちうるさい。
- なんでも質問してくるのやめてほしい。
- あれダメ、これダメって・・・早く家を出たい!
- 言ったら心配してうるさいから、黙っておこう!
- etc・・・・
こんな自分が昔いたことを、すっかり忘れていましたが、
あぁ....そっかぁ....思春期の子供には特に親の心配を押し付けてはいけないんだ....
と思った次第です💦
思春期の子供との付き合い方【まとめ】

不安なこともありますが、子供が大人になろうとしている大事な時期なので、わが子を信じて見守るのが一番です。
この時期は子供にとっても親にとっても相互成長の時間ですね。
思春期に親が子供を信用して見守ることができれば、きっと子供が思春期を乗り越えた後はお互いの信頼関係がさらに深まっていることでしょう。
もしかしたら、子供が小さい時には親が力づくでなんとかできていたかもしれません。
ですが、思春期は親の力を使おうとすると逆効果になってしまいます。
思春期の子供の態度に比例して、親も同じように辛気臭い顔をするのではなく、笑顔で家の空気を少しでも浄化できるように、心にゆとりを持つことに励んだ方が良さそうです♪
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