記事を書いている私は、オーストラリア在住20年で3人の子供の母です。
実際に私がオーストラリアで行った出産・育児の経験をもとに、紹介させていただきます。
オーストラリア育児|0歳から寝室は別!?
日本では多くのお母さんが赤ちゃんと同じ部屋で、お布団またはベッドで赤ちゃんと添い寝をしていますよね。
実際にお母さんと赤ちゃんの寝方については、以下のような調査結果もあるようですよ。
引用:妊娠・出産&口コミ情報サイト コンビタウン
日本では赤ちゃんと一緒のお布団またはベッドで添い寝をすることが一般的であり、基本的に赤ちゃんと同じ部屋で寝ている人が圧倒的に多いです。
実際には生後4ヶ月以前からすでに赤ちゃんと別部屋で寝ている人もたくさんいます。
ですがオーストラリアで、赤ちゃんを生後6ヶ月くらいまで親と同じ部屋で寝かせることを推奨するには以下のような理由があります。
理由
- 睡眠中の乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)を防ぐため
- 赤ちゃんが夜にお母さんを必要としたときにすぐに対応ができる
- 赤ちゃんを落ち着かせるのが楽だから
赤ちゃんが6ヶ月〜12ヶ月を過ぎると、お母さんと赤ちゃんの寝室は別になり、赤ちゃん専用の部屋にベビーベッドを置いて赤ちゃんを1人で寝させるようにします。
オーストラリア育児|トイレトレーニングは焦らなくて大丈夫
他の子供と比べて自分の子供も早くしなくては・・・とは、考えません。
自分の子供のタイミングを見て、無理なくトイレトレーニングを進めます。
私自身、1人目の時には何もわからなかったので、日本に住む母に急かされながら子供のトイレトレーニングにストレスを感じていました。
しかし、オーストラリア人のママ友を見ていると、必死になってトイレトレーニングをしている人はいませんでした。
自然体で、のんびりと構えていました。
私の周りでは、大抵の子供が2〜3歳でトイレトレーニングを始めていました。
また、たとえトイレトレーニングを行なっても5〜6歳くらいまで、おねしょをしてしまうことはよくあります。
オーストラリア育児|お風呂は親と入らない
日本ではお母さんやお父さんが、子供と一緒にお風呂に入ることが一般的です。
しかし、オーストラリアでは基本的に親は子供と一緒にお風呂には入りません。
そもそもオーストラリアには日本のようなお風呂の作りをしたものはありませんし、中にはバスタブがなく、シャワーのみの家もあります。
たとえバスタブがあったとしても、一般的には日本のようにジャブジャブと湯をかけて流せるような作りにはなっていません。
オーストラリアの一般の家庭では、幼児の入浴は週に2〜3回で十分とされている家庭もあります。
文化の違いですね。
オーストラリア育児、日本との違い【まとめ】
基本的にオーストラリアのお母さんたちは、子供のペースに合わせてのんびりと育児を楽しむ傾向があります。
国が異なれば文化も異なるので、子供の育て方にも違いがあります。
ですが、良いと感じたことはどんどん真似をしたいと思っています。
日本とは少し異なるオーストラリアの育児方法が、何かの参考になればうれしいです。
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