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子供の学習

補習校に行かない理由|やめたの後悔してる?メリットデメリット紹介

2020年11月6日

小学生
悩んでいる人
悩んでいる人
海外在住の子供は日本語補習校に行くものなのかな?
行かない子供もいるよね?
行かない理由ってなんだろう?途中でやめる人もいるみたいだけど。
補習校のメリットやデメリットなど、行った人の話を聞いてみたいな

海外在住の方は「子どもを補習校に行かせるべきかな...どうしようかな...」と、悩む時期がありませんか?

また、現在補習校に行かせているけれど、「このまま続けさせるべきなのか、やめさせちゃってもいいかな・・・」と、迷ったりしませんか?

私はオーストラリアで3人の子育てをしていますが、2人の子供は補習校に通っていましたが、途中でやめました。
そして、末っ子に関しては全く補習校には行っていません。

そこで、

この記事では補習校に行かない理由や、補習校のメリット・デメリットなどについて実際の経験をもとに親目線から紹介させていただきます。

補習校に関しては以下の記事も合わせてどうぞ。

 

補習校に行かない理由ってなに?

海外在住の日本人にとって、補習校はとてもありがたい存在です。

とは言っても、

補習校に行くか行かないかは、それぞれの家庭で考え方が違うので、いく子供もいれば行かない子供もいます。

悩んでいる人
悩んでいる人
補習校に行かない人って、どういう理由で行かないんだろう?

こんな疑問について同じような子供を持つ親御さんの意見を聞いて調べてみました。

学校

そもそも日本語補習校に行かない人の理由ってなんだろう?・・・
ということを調べてみたところ、以下のような理由がわかりました。

日本語補習校に行かない理由

  • 自分で教えられるから行かせる必要がない
  • 金銭的な理由
  • 週末は家族の時間にしたい
  • 週末は子供のスポーツで忙しい
  • 海外に住んでいるが両親ともに日本人なのでむしろ英語が心配
  • 補習校が本当に子供に良いのかわからない
  • 補習校がない地域に住んでいるので行けない
  • 補習校に通わせると役員仕事やママ付き合いなどの人間関係が面倒

理由は人それぞれで様々です。
ここで紹介した理由は中でも多かったものをピックアップさせていただきました。

中には、補習校に行っていたけれど途中でやめた... という人もいます。

悩んでいる人
悩んでいる人
補習校に通わせていたのになぜ通うのをやめてしまったの?

これについても、どんな理由がで補習校に通うのをやめたのかを調べてみました。

実際うちの子供も補習校に通っていましたが、途中でやめました。 私の身近にもそういった人たちはたくさんいます。

補習校を途中でやめた人の理由にはこのようなものが多かったです。

  • 授業についていけない
  • 現地校の宿題+補習校の宿題、両方をするのが大変
  • 親が宿題を見ないと子供がやらないので親の負担が大きい
  • 習い事が忙しくて通えなくなった
  • 週末の貴重な家族の時間がなくなるのでやめた

実際、補習校に通うのは親にとっても...子供にとっても...結構大変なのです。

たとえば子供の習い事に関していうと、たいていのスポーツの試合は週末に行われます。

うちの子の場合もそうでしたが、週末は必ずと言ってよいほどスポーツと補習校が重なっていました。

サッカーをする男子

せっかく真剣に頑張っているスポーツの試合を、お休みするわけにはいかないので(チームスポーツとなれば尚更です)、どうしても補習校ををお休みすることになってしまいます。

うちの子供の場合は、現地校+補習校の宿題で時間のゆとりもなくなったなり、スポーツのために補修校をお休みしなければいけない状況も多かったです。

その結果、補習校に行くことが子供にとっても、親にとってもストレスになってしったので、子供と一緒に考えた末に補修校をやめるという決断をしました。

また、これは軽い余談で、補習校を辞める理由にはなりませんが...

海外(オーストラリア)の現地校では午前中にモーニングティーのブレイクがあり、フルーツやスナックが食べれる休憩があるんです。
ですが、補習校は日本と同じで午前中のスナック休憩などはありません。

フルーツ
ですから、モーニングティー休憩がないとお腹が空くんですって。
まぁ、彼の中ではきっとこれだって真剣な悩みだったのかもしれませんけどね💧

補習校をやめて良かった?後悔した?

うちの子供は途中で補修校に行くのをやめましたが、周りにも補習校を途中でやめた子供はたくさんいます。

そこで、補習校を「やめて良かったと思う」または「やめて後悔している」など、やめた後の感想を調べてしてみました。

補習校をやめて良かった?後悔した?

悩んでいる人

うちの場合は、補修校をやめるかどうかの決断は子供と一緒に考えに考えた末に出した答えです。

補習校をやめたことで、親子共に抱えていたストレスから開放されてすっきりました。
私自身行かない選択をしましたが、特に後悔することはありません。

補修校をやめた子供のお母さんお父さんの感想をこちらにいくつか紹介させていただきます。

補習校に途中で行かなくなった子供の親の感想

  • 補習校の宿題が原因での親子喧嘩がなくなった
  • 親子ともにストレスがなくなった
  • 子供がお友達と遊ぶ時間がもてるようになった
  • 週末は家族行事ができるようになった
  • 子供の読んだり書いたりする力が、同年代の日本人の子供より弱い
  • 日本人の子供と遊ぶ機会が減った

『感想の中には、子供の読んだり書いたりする力が、同年代の子供より弱い』と言う感想もあります。

ですが、これに関しては、補習校に行ったから日本語は問題ない・・・補習校に行かなかったから日本語ができない・・・というわけでもありません。

なぜならば、実際に補習校に行っていたけれど、「あれ?補習校に通ってたんだよね?」と思うくらいの日本語力の弱い子供もいます。
また、それとは逆に補習校に行っていなかったのに日本語に問題ない子供もたくさんいます。

すでに、『補習校の目的とは?』のところでも紹介しましたが、補習校は海外在住の子供がいずれ日本の学校で勉強するための、学習と生活の基礎基本を身に付けることを目的としています。

ですが、この目的は家庭学習と補習校での学習が総合されたうえで達成されることです。

つまり、帰国後日本の学校に適応するためには、補習校だけではなく家庭での日本語学習も必須だということです。

うちの子供たちの場合、スポーツとの両立を考え補習校をやめましたが、日本の勉強は他の学習方法で続けることにしたのです。

補習校に行かない子供の日本語教育について

三人の子供

すでに言いましたが、海外在住の子供が必ずしも補習校に通っているわけではありません。理由は様々ですが、補習校に行かない子供もたくさんいます。

ですが、補習校に行かなくても子供の日本語教育はできます。

実際にうちの子供は補習校に行くのをやめましたが、日本語教育は続けています。

なぜなら、子供の将来的な可能性はできる限り広げておきたいと考えているからです。
また、いつ日本に戻ることになるかもわかりませんからね。

ちなみに海外在住の子供ができる日本語教育のやり方にはこんな方法もあります。

  • 親が教える
  • 日本の教科書に沿った通信教育を受講
  • 公文
  • オンライン家庭教師

うちの子供は補習校をやめてからは、平日に公文に通い、海外在住でも受講可能な日本の通信教育を子供のペースで頑張っています。

通信教育は、便利ですよ♪ ネット環境さえ整っていればどこからでも日本国内にいるのと同じように学習することができますから。おすすめです♪

通信教育

とは言っても、通信教育はネットで調べてもたくさんあるので迷ってしまうかもしれません。

実際私もいろいろ調べて...試して...を繰り返しました。

通信教育は子供によって教材と合う合わなの相性もありす。

そこで利用した方が良いのが、まずは無料体験です。たいていの通信教育は無料体験をさせてもらえます。

実際に子供が試してから子供と相性の良いもので学習ができるので安心して始められます。

わが家ではタブレット学習ができる『すらら』がお気に入りでした。

参考までに、海外から受講可能な通信教育が気になる方は以下の記事をどうぞ^ ^

通信教育のすららに興味のある方は、別記事すらら海外受講の口コミ感想|おすすめポイントを利用者が徹底解説!もチェックしてみてくださいね^ ^

補習校に行くメリット・デメリット

悩んでいる人
悩んでいる人
補習校に行くメリット・デメリットについて知りたい。

こんな疑問について考えてみましょう。

補習校に行くメリットってなに?

まる

ここでは実際にうちの子供が補習校に通った経験や、他のお母さんお父さんの感想などから補習校に行くメリットを以下にまとめました。

  • 海外で日本の勉強ができる
  • 日本の文化が学べる
  • 日本語を聞いたり話したり、読んだり書いたりする機会が増える
  • 同じような境遇の子供と知り合える
  • 運動会など日本独特の行事が体験できる
  • 日本の図書を借りれる
  • 同じ境遇の親と知り合える(親のメリット)
  • 日本の情報が入手しやすくなる(親のメリット)
  • 自分で教えなくて良い(親のメリット)←ただし宿題などのフォローアップは必要
補習校に通うと、日本の運動会や日本の行事などが体験できるのはとても良いことだと思います。

勉強に関しては親が教えることもできますが、日本の文化や行事はなかなか海外では体験できませんからね。

特に、日本の運動会は海外の現地校で行われる「スポーツデー」とは違い、日本独特なので、体験させてあげたい行事の一つです。

運動会の玉入れ

日本の運動会のように、”クラス全員が一丸となって”団結する体験は、とても貴重だと思います。

実際うちの子供も、日本の行事は大好きですし、補修校で行われる行事も楽しく参加させていただきました。

 

子供を補習校に行かせるデメリットは?

では、逆に補習校に行くデメリットを以下にまとめてみました。

  • 週末の時間がなくなる
  • スポーツ (習い事)の時間がなくなる
  • 親の負担が増える
  • 子供の負担が増える
  • 現地校の子供がやらないことをするので子供が不満に思う
  • 現地校の勉強との両立が大変
  • 宿題が原因で親子喧嘩が増える
  • 親の役員仕事や人間関係などの煩わしいことに巻き込まれる
  • 親子でストレスになる

メリットもデメリットもそれなりにありますが、それでも補習校に行くのが大好きな子供がいれば、苦痛でしょうがないという子供もいます。

「行きたくない、行きたくない」と言いながらも頑張って補習校に通い続け、最終的に中学校を卒業する子供もいれば、補習校をやめてストレスから解放された子供もいます。

補習校に行くか行かないかの正解はありません。 決して補修校に行くのが良くて、行かないのがダメなわけでもありません。

行くか行かないかはそれぞれの家庭で子供と一緒によく相談し考えた上で決めることをおすすめします。

親がよしよししている

人と比べる必要なんて全くないです。

やる気のない子供を親の思いだけで補習校に行かせても、結局はストレスになるだけですから。

どうするかは、しっかりと子供と話し合うのが一番です。

ここまでは補習校がどんなところかを既に知っている前提でお話ししましたが、最後に補足として実際補習校がどんなところかについてサクッと紹介しておきます。

補習校に行かない理由|補習校とは

悩んでいる人
悩んでいる人
そもそも日本語補習校ってどんなところ?

この疑問について簡単に紹介させていただきます。

補習校とは?

日本語学習

補習校とは、海外で現地校に通う児童生徒を対象に、いずれ日本の学校に編入する際に子供が日本の学校にスムーズに適応できるようにすることを目的としています。

授業は主に国語・算数(数学)です。

※補習校の概要としては以下のように記されています。

補習授業校は現地の学校や国際学校(インターナショナルスクール)等に通学している日本人の子供に対し、土曜日や放課後などを利用して国内の小学校または中学校の一部の教科について日本語で授業を行う教育施設です。
また、補習校で学ぶ内容については、日本の学校で実際に学ぶ教科の基礎的な基本知識、または日本の文化について日本語で学習します。

補習校の児童生徒には、日本国内用の教科書が無償給付されます。

日本の教科書配布については別記事『海外在住者にも日本の教科書が無償配布されるって知ってますか!?』をどうぞ。

補習校の目的とは?

勉強

文部科学省が帰国した児童生徒を対象とした追跡調査によると、帰国後にスムーズに日本の学校に適応する条件として、以下の3点が挙げられています。

  1. 補習校の勉強をしっかるやること
  2. 家庭内では日本語を使うこと
  3. 日本語の本を読むこと

つまり、補習校は海外在住の子供が再び日本の学校で勉強するための、学習と生活の基礎基本を身に付けることを目的としています。

ですが、この目的は家庭学習と補習校での学習が総合されたうえで達成されることとされています。

ですから、帰国後日本の学校に適応するためには、補習校だけではなく家庭での学習も必要だということです。

さらに補習校についての詳しいことが知りたい方は外務省のサイトをチェックしてみてくださいね。

 

こちらもCHECK

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補習校に行かない理由【まとめ】

まとめ

海外で子供を育てる親としては、子供の日本語学習に関しては悩みますよね。

私自身はじめは、海外に住む日本人として補修校に行くのが当たり前だと思っていました。

ですが、その考えは親子共にストレスになってしまうこともあります。

補習校に行くことが子供にとって笑顔でいられることなら、もちろんとても良いことだと思います。

子供

 

 

 

 

 

ですが、補習校にいくことが子供にとって大きなストレスになるのであれば、無理をして行かなくても日本語学習なら他にも方法はあります。

補習校に行くか行かないかだけの選択肢の中で決めるのではなく、選択肢を増やして考えてみても良いかもしれませんね。

なにを選択するにしても、子どもにとって一番ハッピーな選択ができると良いですね。

 

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