わが家には3人子どもがいますが、みんな海外(オーストラリア)の現地校に通っています。

ですが、わが家の子供は海外(オーストラリア)の学校しか知らなかったので、日本に一時帰国した際に通った日本の小学校では何もかもが新鮮だったようです。
なので、一時帰国での日本の小学校生活はとても楽しんでいました。
そこで、
この記事では日本と海外の小学校の違いに驚いた10選を紹介させていただきます。
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国が違えば文化も違うので、学校事情も日本と海外では違うところがいろいろとあります。
そこで、ここでは海外はオーストラリアで生活する日本人ママが特に驚いた違い10選をまとめてみました。
日本と海外の小学校の違い |1. 掃除がない

学校の掃除は全てプロの清掃員の方がしてくれます。
日本のほとんどの小学校では掃除時間があり、掃除当番の生徒たちがお掃除をしますよね。

ですが、
調べてみたところ海外の学校ではプロの清掃員の方が掃除をする国は他にもたくさんあるようです。
子供たちが学校の掃除をしないことについては、賛否両論だと思います。
もちろんいろいろな意見があると思いますが、
子育てをする一人の母としては、小学校では子どもたちにも掃除をさせて欲しい...と思う気持ちがあります^^;
海外小学校の掃除事情に関して、興味のある方は別記事『海外の小学校、掃除は清掃プロに依頼が当たり前?理由はこうだった!』も合わせてチェックしてみてください。
日本と海外の小学校の違い| 2. 給食がない

(学校給食がある国は他にもありますが、オーストラリアでは毎日お弁当です)
毎日のお弁当作りって結構大変なんですよね。
なので、ついつい日本の給食システムをうらやましく思ってしまいます。
オーストラリアの小学校は、各自でお弁当を持っていき、2回の休憩時間に分けて食べます。
1回目はモーニングティーと呼ばれるブレイクタイムで、フルーツやスナックなどを食べる時間に当てられます。
そして2回目はランチタイムとしてサンドイッチなどを食べる時間になります。
子どもが学校に持っていくお弁当は、毎日2回分の食べ物を用意しなければいけないんです。
といっても日本のママたちが作るキャラ弁のような手の凝った素敵なお弁当を作ることはないですけどね^^;

中にはキュウリを一本そのままもってきてかじっていたり、ツナ缶を缶のままもってきて缶から食べていたり・・・
日本の給食システムは親にとってはもちろん嬉しいでのすが、子どもにとっても栄養バランスが考えられているのでありがたいですよね。
日本と海外の小学校の違い |3. 入学式・始業式・終業式がない

始業式も終業式もありません。
これには、国や文化が違えばこうも違うのか!?・・・とかなりびっくりしました!!
入学式といえば日本では季節の風物詩と言って良いほどのイベントじゃないですか?
わが子の入学式は一大イベントですよね!?
子育ての過程でも、わが子の入学式はひとつ節目のようにその行事を楽しみ、そして感慨深いものではありませんか?
小学校の入学式って、ある意味それくらい盛り上がりませんか!?
オーストラリアの小学校では入学式がないので、ただ子どもをクラスに送り届けてバイバイするだけなのです。
なんともあっさりした小学校生活の始まりです。
(始業式も終業式もありません。)

学校に来ない子どもたちもたくさんいます。
日本の文化で育った私にとっては、小学校の入学式がないのは少し寂しい気持ちがしました。
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海外の学校には入学式がないってホント!?日本との違いにショック!!
日本と海外の小学校の違い |4. 夏休みの宿題がない・4学期制
オーストラリアでは日本の3学期制とは違い4学期制がとられています。
日本の小学校は1学期・2学期・3学期と1年を3つの学期に分けて学校生活を行いますよね。

学期はTerm(ターム)と呼ばれ、1タームは10週です。
オーストラリアの4学期制
- 1学期:1月下旬〜3月下旬
- 2学期:4月下旬〜6月下旬
- 3学期:7月下旬〜9月下旬
- 4学期:10月下旬〜12月下旬
ちなみに、オーストラリアの季節は日本とは真逆なので、オーストラリアの夏休みは12月下旬〜1月下旬の新学期が始まるまでになります。

これも日本人の私にとっては、初めは勉強のことが心配になったりもしましたが・・・
まぁ、
のびのびと遊ぶ時は遊ぶ!というメリハリがあって良いことでもあります♬
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日本と海外の小学校の違い |5. 教科書がない

びっくりじゃないですか!?
教科書がないんですよ!! 「教科書なしで一体どうやって勉強するんだ!? 」と、はじめはかなりびっくりしました。
学校に登校する子どもたちを見かけると、みんなドでかいリュックを背負っているじゃないですか!!
その中にはもちろん教科書がしっかり入っているものだと、私は思ってましたから。。。
が、
カバンの中にはお弁当と水ボトルだけです! 思わず笑っちゃいましたけどね^^;
では、どうやって授業するの?・・・って、謎ですよね。
実はオーストラリアの小学校の授業は基本的に先生がコピーしたプリントを配る”プリントベース”で行われます。
やり終わったプリントは先生が各生徒のファイルに入れて保管しているので、個人面談の時に見せてくれます。
そして今は何と言ってもIT時代です!!
小学生でもパソコンを使って授業を受けています。
特に高学年になると生徒はパソコン持参でそれぞれ自分のパソコンを用意し、授業を受けます。

日本と海外の小学校の違い| 6. ピアスOK

オーストラリアではピアスをしている女の子も男の子も小学校の中で見かけます。
うちの息子もピアスしています^^;
ちなみにオーストラリアでは赤ちゃんの頃からピアスをする子もたくさんいます。
(これは子供の意思ではなく親がやっていることですけどね^^;)
オーストラリアに限ったことではなく、海外では赤ちゃんにピアスをする国がたくさんあるようですね。
ですが、生まれたばかりの赤ちゃんにピアスをするという行為は、日本人にはまだまだ馴染みのないことでじゃないですか?💦
ということで、海外では学校にピアスをつけていくのはOKです!

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日本と海外の小学校の違い| 7. カバンの規定がない

日本のランドセルは小学生の象徴とも言えます。
ランドセルは小学校生活の6年間という長い間使えるように、とても丈夫にできています。
日本では全国の小学生はランドセルで学校に通っていますが、海外(オーストラリア)の公立小学校では通学カバンに決まりはありません。

基本的にほとんどの子どもがバックパック(リュック)を通学のバックとして使っています。
ランドセルは丈夫で長持ちしますが、金額的にも安いものではないですよね。
なので、海外の小学校ではランドセルじゃなきゃダメ!! というような規則がないのは助かります。
最近は昔のランドセルみたいに男の子は黒・女の子は赤・・・という単純な選択ではなく、カラーバリエーションが豊富になりましたね。
ところで余談ですが....日本では『ランドセル=小学生』を連想しますが、最近は海外でファッションの一部としてランドセルを背負う大人もいるようですね^ ^

オーストラリアのほとんどの公立では、子供たちは好きなカバンを背負っていきます。
日本と海外の小学校の違い| 8. 集団登校はしない

小学生の登校の事情も国によってそれぞれ違いがあります。
日本では区域ごとに集まって子どもたち同士で集団登校しますが、オーストラリアではそれぞれ個人で登校します。
登校手段としては以下のような感じです。
- 親が車で送り迎え
- バスで登校
- 自転車で登校
- 兄弟・友達または一人で歩いて登校(一人は高学年)
- スクーターで登校

わが家は学校と家の距離が少し離れていていたので毎日車で送り迎えをしていました。
日本と海外の小学校の違い |9. 体操座りではなくあぐらをかく

男の子だけではなく、女の子もです!!
日本の小学校では床などに座って話を聞くときは、昔から一般的に体操座り(三角座り)と決まっていますよね。
ところが海外(オーストラリア)では男子も女子もあぐらをかくんです!!
床に座って先生の話を聞くとき、皆あぐらをかいて座ります。

オーストラリアの小学校では、全校生徒が集まって行われる集会のような行事で座る場合、子どもたちは全員あぐらをかいて座ります。
慣れないと不思議な光景ですけどね。
オーストラリアの子どもは小さい頃からあぐらをかいて座っています。
ですから、お年頃の女性だろうが...ご年配の女性だろうが...道端に座っておしゃべりしたり、芝生でピクニックをしている時でも、あぐらをかいて座っている人を普通に見かけますよ。

オーストラリアではあぐらが当たり前なんです。
これもただ単に文化の違いなんですよね。
日本と海外の小学校の違い |10. クラス25人ほど・学年混合クラスがある

日本の小学校は1年生では1クラス35人、2年生から6年生では1クラス40人です。これは文部科学省の”学級編成の仕組みと運用について(義務)”で説明されています。
これに対して、オーストラリアの小学校では1クラスの人数はだいたい25人ほどで編成されています。(学校によっても違いがあります)

(comvined classコンバインド・クラスと呼びます。)
コンバインド・クラスとは....例えば、6年生がA組〜G組まであったとして、その中の1クラスが5年生と6年生の生徒を交えた混合クラスになっているのです。
ちなみに、6年生の学習が遅れている子どもが混合クラスに入るというわけではありません。
日本と海外の小学校の違いについて《番外編》
日本と海外の小学校の違いはここで紹介したもの以外にも色々あります。
番外編としてサクッと付け加えで紹介します。
日本と海外の小学校の違い|運動会
運動会は、日本の小学校行事で欠かせない楽しい行事の一つです。
一応、海外(オーストラリア)の小学校にも”Sport Dayスポーツデー”と呼ばれる運動会のようなものがあります。

日本の運動会は個人競技の他に組体操や騎馬戦などといった団体で行うものもたくさん取り入れられていますが、海外(オーストラリア)では生徒がチーム一丸となって1つのことを成し遂げるといった種目はほとんどありません。
また、日本のように土日などの日程では行わず、平日に行われます。
そして、
日本の運動会は運動場の真ん中で1つずつ競技が順番に行われますが、オーストラリアでは運動場の至る所で色々な競技が行われます。

まぁ...そんな感じなので、シートを広げて場所取りをする必要もありませんけどね^^;
ちなみに、高学年になると見にくる保護者はかなり少なくなりますよ。
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日本と海外の小学校の違い|上履き・体操着

学校に履いていく靴にはそれぞれの学校によって黒だの白だのと決まりはありますが、上履きの存在自体ありません💦
そして、体育の授業については日本の小学校のように体操服というものはありません。
そもそも制服がポロシャツなのでそのままの格好で体育の時間を受けます。
体育の授業に関しても日本と海外の小学校では違いがあります。
興味のある方は別記事『日本と海外の体育の違い|オーストラリアの体育にはコレがない!』をどうぞ。
日本と海外の小学校の違い10選【まとめ】
この記事では日本と海外の小学校の違いを厳選して10選で紹介しました。
海外で生活していると、国や文化が違うとこうも違うのか〜・・・と思うことがたくさんあります。
ここでは10選に厳選して紹介しましたが、ここで紹介した以外にもまだまだ違いはたくさんあります。
私自身、日本から外に出て気づいたことがいっぱいありますが、日本には良いところがたくさんあります♪

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