私は日本で生まれ育ち、日本の学校については自己体験からよく知っていましたが、海外(オーストラリア)で3人の子どもを育てる中で、日本と海外のさまざまな違いを鮮明に感じる機会が増えました。
そこで今回は、日本とオーストラリアの学校体育について、私自身の経験を交えながらお伝えしたいと思います。
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日本と海外の体育の違い|オーストラリアの体育にはコレがない!
そして、多くの学校には体育の専門の先生がいらっしゃいます。
オーストラリアの体育は、日本の体育とは少し異なります。
- 鉄棒
- 跳び箱
- 平均台
- マット運動
私の子供も、日本に一時帰国して地元の小学校に通った際に、初めて鉄棒や跳び箱、平均台、マット運動などを体験しました。
そしてそれらの運動がとても新鮮で、興味津々だったようです。
オーストラリアの学校では、跳び箱や鉄棒などをする機会がなかったので、日本で鉄棒のある公園を見つけては、毎日のように逆上がりの練習をしていましたよ。
日本では鉄棒が設置されている公園がたくさんあるので、毎日のように公園に行き逆上がりの練習に励んでいました。
柔らかな芝生のおかげで、子供たちは思い切り走り回ることができ、安心して遊べます♪
学校の校庭が全て芝生だというのは、日本の学校にしか通ったことのない私にとって驚きの一つでした。
また、日本の学校では体育の時間に「体操服」に着替えますが、オーストラリアの公立学校では体育専用の服に着替える習慣がありません。
ですから、PE(体育)の時間もそのままの服装で授業を受けます。
日本と海外の体育の違い|オーストラリアの体育とは
では、オーストラリアの学校の体育ではどんなことをするのか、簡単にご紹介しますね。
オーストラリアの体育
- 陸上競技
- クロスカントリー
- タッチフットボール
- バスケットボール
- サッカー
- 水泳
- クリケット
- ドッジボール
クロスカントリーをWikipediaでチェックすると以下のような説明が出てきます。
(小学校のクロスカントリーは整備された道路ではなく、学校の周囲にある自然道を走ることが多いです。)
クロスカントリーとは、競走-長距離走で野山をかける陸上競技の一種。特に草原地など整地されていないコースでの中距離競走をいう。引用:Wikipedia
また、タッチフットボールは、アメリカンフットボールをベースにしたスポーツで、タックルの代わりにボールを持っている人に「タッチ」することで進行する、安全に楽しめる競技です。
日本でもおなじみのドッジボールも、オーストラリアのPE(体育)で行われていて、私も少し懐かしい気持ちになりました。
日本と海外の体育の違い|運動会の違い
簡単に言えば、日本の運動会は全校生徒が一体となって取り組む一大行事ですが、オーストラリアでは全校生徒が同じ競技を観戦したり、一緒に参加するスタイルではありません。
まず、1年生から6年生までの全校生徒で行う日本の運動会と違い、オーストラリアでは低学年(1年生〜3年生)と高学年・(年生〜6年生)に分けて別の日に開催されることが多いです。
日本の運動会では組体操や騎馬戦、ダンスなど、チーム力が試される競技が多いですよね。
そのため、場所取りをする必要がなく、好きな競技を見に行くスタイルです。
ただ、困ることもあります。きょうだいが同じ学校にいる場合、運動会の別の場所で同時に違う競技をしていることがあり、どちらかを見逃してしまうこともあるからです。
毎回、競技が終わると次の競技の場所に急いで移動しなければならないので、忙しい1日になるわけです。
日本と海外の体育の違い【まとめ】
今回は、海外(オーストラリア)と日本の学校体育の違いについてご紹介しました。
国が違うと、体育で行う内容もずいぶん異なるものですね。
日本で生まれ育った私にとって、体育といえば鉄棒や跳び箱が思い浮かぶものでしたから、子供がオーストラリアの学校に通い始めたときは、いろいろと新鮮に感じました。
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